治崎の回想&サイコパス的な合理主義!
これまでも治崎はサイコパス寄りな考え方が目立ったけど、今回の158話特にそうだった。
今回の後半では彼の回想シーンとかも描かれているんだけど、若干論理が倒錯していることがわかる!
恩義に報うために恩人に手をかける彼の忠義…その歪みっぷりには凄まじいものを感じてしまうところだ!!
【スポンサーリンク】
治崎の回想シーンを確認していく!
彼のサイコパスっぷりを理解するにあたって、まずは彼の回想シーンを確認していこう。
まずは以下のカットからチェックしていく!
治崎は「ヤクザ権力の復権」を狙っているのは間違いなく、その大義の為に動いている。
少なくともこれは間違いないみたいだ!
僕のヒーローアカデミア158話より引用 治崎は「ヤクザ権力の復権」のために動いている!
そして治崎は恐ろしい計画を立てていた。
両者の対立を煽れば煽るほど、背後で薬品を牛耳る八斎會が儲かり、権力を高めていくことが出来る…という仕組みになるわけだね!
これは両者の弱みを天秤にかけた、恐ろしい“策”だといえるだろう!
確かにこの策が成就すれば、ヒーロー社会全体に与えるインパクトは破壊しれないほどの規模に達すると思う!
次に、以下のカットを確認したい!
僕のヒーローアカデミア158話より引用 治崎に反対した組長を手にかけた!
次に、治崎は自信の策に反対の色を示した組長をその手にかけた。
殺害したわけじゃないけど、簡単に再起出来ない状態にして、計画が上手くいきはじめたら“治す”という状況にまで追い込んでしまったんだ。
“恩人のため”を振りかざして、恩人を傷つける治崎。
ここにはどこか論理の屈折が見て取れる感じだよね。
知的な治崎らしくないといえば治崎らしくない…って感じかもしれないけど、本人としては“スジが通っている”という解釈だと思う。
ここはムズいポイントだね、きっと。
【スポンサーリンク】
誰もが「大局を見ようとしない」ことに怒りを感じる治崎!
誰もが「大局を見ようとしない」ことに怒りを感じる治崎。
確かに、目先の些細なことに気を取られていては、大きな目標・志は達成できない…という側面はあるかもしれない。
しかし、治崎の場合はそれが少し極端だよね。
それが今回の衝突の最大のテーマ「理想と現実」に影を落としているようなきがするかも!
僕のヒーローアカデミア158話より引用 誰もが「大局を見ようとしない」ことに怒りを感じる治崎。
誰しもが「大局を見ようとしないこと」に怒りを感じているように見える治崎だけど、少し俯瞰して観察すれば、違う見え方もしてくる感じ。
治崎は逆に「大局しか見ようとしていない」雰囲気で、そこに至るプロセスを度外視している様子。
確かに臨む結果を得ようとすることも大切だし「大局を見るべき」という考えを否定することは出来ない。
ただし、望む結果を得るまでの「プロセスに価値を見出す」という価値観の人がいるのもまた確かだったりするんだ。
治崎は確かに大局を見て行動しているようにみえるけど、彼が「大局を見ている」と判断するのは他ならぬ彼自身であり、その判断を下す権利は厳密には本人にはないと思う。
だから突き詰めると、治崎のやってることは大義があれど“暴走に近い”って感じになってくるのかな…やっぱり。
デクがそのように考えてたかどうかは分からないけど、以下のカットではそういう“価値観の対立”が上手く表現されている気がした!
僕のヒーローアカデミア158話より引用 価値観の対立が上手く描かれていると感じたシーン!
主張と主張の真っ向からのぶつかり合い。
こういう意思の衝突はとても胸が熱くなってしまうところだ!
今回のラストではサーも地上に上がってきたみたいだし…以後逆転なく押し切ってくれることを強く願いたい!!
次回休載なのが残念だけど、次のヒロアカを心待ちにしたいところだ!!
【スポンサーリンク】
バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!