かなり面白いのに掲載順位が下がってしまった最後の西遊記。
バトワンとしてはけっこう好きなんだけど、もう打ち切りコースに入っちゃった感じかな…。
一応、それに対して納得のいく根拠も見つかってしまったし…。
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12話ネタバレ確定感想&考察、掲載順位が最後のほうに…。[→13話]
掲載順位まで最後のほうになってしまった西遊記。
シナリオとしてはかなり凝っているし、設定も相当深く練り込まれている作品だと思う。
でも、この作品に関しては、わりと致命的なアンバランスが存在することに気づいてしまった…。
今回のシナリオでもその内容が反映されていると思う。
最後の西遊記12話より引用 敵キャラも面白く興味深い作品だけど?
この作品は敵キャラも面白く、とても興味深い要素がてんこ盛り。
しかし残念なことに「対象年齢が定まっていない」というマイナスポイントが大きすぎたと思う。
主人公が小学生ってことだけど、小学生読者の共感を呼ぶには設定や流れが難解すぎる。
対して高校生以上の大人読者にとっては「小学生が主人公」って時点で共感がしにくくなってしまう。
そういった両側面を踏まえてみると、個人的にはかなり勿体ない作品のように感じるようになってしまったかも。
もし主人公が高校生くらいだったら?
せめて15才〜17才くらいだったら?
そしたら掲載順位とかは全然変わっていたかもしれない…!
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布留迦先生が若すぎる件について!
また、布留迦先生に関しては年齢が30代と、とても年相応には見えないという点でマイナスポイントが残る。
これはリアリティの面に影響を及ぼしてしまうレベルなので、ここも惜しい部分だったよねきっと。
ただ、今回のシナリオでは布留迦先生がしっかりと大人の存在感を発揮していて格好良かったかな!
最後の西遊記12話より引用 布留迦先生が若すぎる!
いずれにせよ、細かい部分はバッチリ整っているのに対し、軸の部分で矛盾が生じているのが本作品の難点だったといえると思う。
言い換えるなら「読者を選ぶ作品」のような感じがするかな!
ただ、バトワンとしては好きな展開が多く、野々上先生のポテンシャルがいかに高いかも感じられる内容だったと思うので、仮に打ち切りになったとしても以降の作品には期待が持てる。
バトワンの中では野々上先生の良い感じっぷりは、ノアズノーツの池沢春人先生と同じくらい期待している人物だったりするよ!!
もちろんまだ西遊記を諦める必要はないと思うけど、以降の作品にも期待が持てる作家さんだと前提を置いて、シナリオを読んでいきたい!
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バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!