【火ノ丸相撲】下山倫平の強さと人物像考察、かつて火ノ丸を倒した鬼丸殺し!

かつて火ノ丸を倒し、鬼丸殺しと呼ばれるほどになった下山。

今回は彼についてバトワンなりに考察し、理解を深めていけたらと思うよ!

彼は巨体なのにも関わらず変化を好む、割とトリッキーな力士のひとりだ!

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下山倫平の強さと人物像考察、かつて火ノ丸を倒した鬼丸殺し!

下山の外見表現は以下のような感じ。

なんかノッペリとした顔をしているんだけど、モヒカン頭が印象的な男でもある!

試合前にひたすら大量のポッキーを貪る姿は奇妙な威圧感に満ちあふれており、嫌らしい雰囲気MAXの男だった!


火ノ丸相撲3巻より引用 下山の外見表現はこんな感じだった!

そんな下山倫平だけど、彼は序盤の「イヤな敵」として火ノ丸の前に登場。

力士としての実力はそんなに強いほうではないんだけれども、格上力士が自分に負けた時どんな気持ちになるのかを考えると、ウズウズしてモチベーションが高まってくるらしい。

この思考はなかなかヒネクレてる感じではあると思うけど「なるほど!」という説得力もある感じだったかも!

このモチベーションをちゃんとコントロールしたら強い力士になれるんだろうけど、下山の場合は強くなることにそこまでコダワリがなさそうだから、これ以降の成長を期待するのは難しそうかな?

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最終的には鬼丸と戦い敗北した!

そんな下山だけど、相撲の最中に見せる立ち回りもなかなか厄介なものだった。

ほぼエルボーに近いような素首落としをしてみたり、正々堂々…といった言葉は彼の辞書にはないみたいだ。

勝敗が全ての世界だからそれもまたひとつの考え方かもしれないけど、見ていて気持ちの良いものではないよね…!

しかしともあれ、最終的には火ノ丸が正面からぶっ倒してくれたからスッキリした!


火ノ丸相撲3巻より引用 最終的には鬼丸と戦い敗北した!

火ノ丸相撲の物語全体を見てみても、上記のシーンはなかなか感動できる場面のひとつ。

相撲という競技は一瞬で勝負が決まるスポーツだから、そを漫画に落とし込むには巧みな心理表現力が必要だ。

そして火ノ丸相撲はその条件をしっかりクリアしている作品なため、立ち会っている時の「手に汗握る感」が半端ではない!

相撲というと太ったお相撲さんでポヨポヨしたイメージがあったんだけど、火ノ丸相撲を通して完全にイメージが変わったと思う。

どっちかというと「真剣での斬り合い」みたいな、あるいは「侍同士の決闘」みたいな鋭いイメージを持った競技へと見え方が変化した。

これまで持っていたイメージを良い意味で破壊して、新たなる価値観を提供してくれたこの作品に深く感謝!!

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