【火ノ丸相撲】辻桐仁の強さと人物像考察、国宝・鬼切安綱!

不運さえなければ国宝・鬼切安綱とも呼ばれていたであろう逸材、辻桐仁。

今回は彼についてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ!

火ノ丸の親友的なポジションで、彼の相撲の良き理解者として高校退会を戦い抜いた!

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辻桐仁の強さと人物像考察、国宝・鬼切安綱!

辻桐仁はダチ高相撲部の監督として就任することで、チームを優勝に導いた人物。

彼自身もめっちゃ強い力士ではあるんだけど、肺が弱く「20秒以上の取り組みができない」という弱みを握ってしまっているのが痛いところだった。

さすがにこのデメリットを抱えたまま、選手として横綱を目指すのはかなり厳しい(相手が持久戦を選んだ時点で不利になる)とは思うんだけど…さてどうだろうね!


火ノ丸相撲5巻より引用 桐仁は20秒を以上は取り組みが出来ない体質なんだそうだ!

体格としては細身ではあるものの、取り組み次第では火ノ丸を倒すほどの技術を持っている桐仁。

肺に関するデメリットがあったから監督として活動する…という道を選んだけれど、選手として万全の人生を歩んでいたら、火ノ丸にも遜色ない力士として成長していたかも知れない!

以下、彼のことは火ノ丸自身も高く評価しているようだ!


火ノ丸相撲5巻より引用 彼のことは火ノ丸自身も高く評価している様子!

運悪く身体に爆弾を抱えてしまうことになった辻桐仁。

火ノ丸身体の骨格が大きくならない…という苦しみを味わったけど、桐仁は“身体の内面」のほうに問題を抱えてしまった…。

肺は簡単には鍛えられないと思うからアレだけど、何か克服する方法はあるんだろうか?

完全にはムリでも30秒〜40秒くらい相撲がとれる身体になってほしい…!!

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辻桐仁の存在感はかなりのものだった!

作中における辻桐仁の存在感はかなりのものだった。

特に以下のカットなどはハラハラしながらページをめくっていた場面かも。

20秒しか戦えないはずの辻が20秒を越えて戦ったのに、その上でまさかの“取り直し”になってしまうという最悪の事態!

「ただ苦しいだけ」なら良いんだけど、身体に取り返しがつかないほどの負担がかからないか心配で、気が気じゃなかった場面だ!


火ノ丸火ノ丸相撲16巻より引用 20秒を越えて戦ったのに取り直しに!

しかしこの時の辻にとって、その心配は杞憂に終わってくれた感じ。

実際に取り組みが始まってみれば以下のように「頭捻り・渦切」と呼ばれる技で対戦相手を瞬殺してくれたのが格好良かった!

見る限りでは身体全体の重さを使って横回転を加えている…といった感じだろうか!


火ノ丸相撲16巻より引用 使用された頭捻り・渦切が格好良かった!

心技体のうち、心の状態は万全でも、身体がなかなかいうことを聞かない桐仁。

しかしそのデメリットを彼は「技の切れ味」で補ったわけだね!

まさに一刀両断、瞬殺の居合のような鋭い立ち会いは、他のどの力士よりも緊張感があって、見ていて応援したくなるものだったと思う!

辻桐仁もまた大相撲へと駒を進めたようだから、これからは火ノ丸と同じ舞台でライバルとして戦うことになるね!

かつては肩を並べて共に戦った仲間との勝負…これもまた少年漫画・スポーツ漫画の醍醐味だといえるだろう!

火ノ丸、桐仁、どっちも頑張れ〜!!

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