【火ノ丸相撲】214話「鬼丸国綱と金鎧山隼人②」ネタバレ確定感想&考察、見透かされる金鎧山!

今回もめっちゃ面白かった火ノ丸相撲。

まだバトワンは全巻セットを4〜5回読み通したくらいだから考察というほどのアレではないんだけど、以下214話を読んでの感想&考察示していきたいと思うよ!

今回の取り組みは大典太vs冴ノ山、金鎧山vs鬼丸…ということで2つの戦いが描かれることになった!

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214話「鬼丸国綱と金鎧山隼人②」ネタバレ確定感想&考察、見透かされる金鎧山!

まずは大典太vs冴ノ山の取り組みから見ていこう。

今回の戦いでは「水の如し」「万雷」が正面からぶつかることになった!

水の如しは柴木山親方直伝の教え。さすがは冴ノ山関、ここは基本に忠実…といったところか!


火ノ丸相撲214話より引用 水の如しと万雷が正面からぶつかることになった!

で、この取り組みは寄り切って冴ノ山関の勝利。

大典太もめっちゃ強いんだけど、やっぱ大相撲の舞台はひとりひとりがかなりの猛者ばかりだね!

彼の目線に立てばこれにて手痛い3敗目、今回の戦いで手を抜いてた…ってわけじゃないとは思うけど、以降はさらに丁寧かつ思い切りよく戦っていく集中力が求められてきそうだ!

また、場面は変わってちゃんこ料理やに集う火ノ丸達。

チヒロからの以下の指摘がかなり面白く、214話の焦点になったと思う!


火ノ丸相撲214話より引用 チヒロからのこの指摘は214話の焦点になったと思う!

「お前、金鎧山のことあんま好きじゃねぇだろ」

火ノ丸自身は自分でもそんなこと思ってなかったようだけど、ここはどうやらチヒロの観察眼が鋭かったようだ。

さすがは格闘技の天才、人の心理を見抜く眼力に関しても、かなりのものがあるね!

いや、格闘技こそ頭を使うと思うし、チヒロほどの達人になればこのように本質を見抜けるのも当然といえば当然だろうか…!

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金鎧山は家族への愛を力に変えられていない?

読み進めていくと、刃皇関いわく金鎧山は家族への愛を力に変えられていない…とのこと。

いや、家族を愛していることは間違いないとは思うんだけど、覇気を向ける方向性が違う…って感じかな?

愛情を愛情のままに貫き、相撲で生計を立てていく。

金鎧山はどっちかというと、そういうタイプのメンタリティになっているのかも?


火ノ丸相撲214話より引用 金鎧山は家族への愛を力に変えられていない?

愛するもののために戦う…と一口にいっても、よく考えたらその方向性は人それぞれ。

  • 愛する人を養うために、仕事として相撲で稼いでくる
  • 愛する人を思う力を、横綱になるために使う

同じ全力であっても、全力で上を目指すのと、全力で現状維持するのではわけが違う感じだ。

バトワンとしては維持しようとする力もなかなか強いとは思うけど、火ノ丸のようにガツガツ上を狙っていく力には時に負かされることがあるのもまた事実だと思う!

で、実際に金鎧山と当たって、この予感は確信に変わった様子!


火ノ丸相撲214話より引用 実際に金鎧山と当たって、予感は確信に変わった様子!

大関の地位に満足している…とはいえ、やはり大関は大関。

今回の取り組みでは「悪い癖」も出てしまっているようだったけど、それでも相手が実力者であることは疑いようのない事実だ!

今回の214話だけを見ると火ノ丸が押していきそうな印象はあるけども、まだまだ勝負は始まったばかり。

金鎧山の「愛の性質」がどのように機能して彼を大関の地位に踏みとどまらせているのか…。以降の215話では、その辺りをしかと確認していきたい!!

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