【約束のネバーランド】エマの導きたい世界・未来もまた残酷…って話!

エマの導きたい世界・未来。

これはノーマンと完全に対立している感じだけれども、今回の128話でハッキリした。

これはバトワンの意見に過ぎないんだけど、エマがやろうとしていることは鬼に対しても人間に対しても「望まれない未来」だのように感じる!

以下、その理由についてお伝えしていきたい!

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エマの導きたい世界・未来もまた残酷…って話!

エマはノーマンのやろうとしていることが「正しいとは思えない」という。

しかしバトワンの感覚としては、エマのやろうとしていることのほうが、多くの存在を不幸にする気がするんだよね。

エマのやろうとしていることは、確かに多くの命を救うことに繋がるかもしれない。

しかし、エマの描いている未来は「人間こそが最も素晴らしい生き物である」というエゴの元に成り立っているように感じるかな!


約束のネバーランド128話より引用 エマの感覚はエゴに満たされているように思う!

確かに鬼たちは人間を食わなければ、動物のようになってしまうかもしれない。

しかし鬼たちは別にそうなる“だけ”であり、命を失ってしまうわけではないんだ。

鬼たちが動物に戻ったとして、それが不幸だと決めつけるのはどうなんだろうか?

人間のような知恵を持っているからこそ、動物に戻ることを嫌がっているように思えるけど、動物に戻ったなら戻ったでそれはそれで不幸ではないはずだ。

鳥も、犬も、豚も、牛も、虫も。今を精一杯生きていることは間違いない。

エマは「知恵を失うことが可哀想」という優越感に似たエゴのもと、今の言葉を選んでいるように思えるかも!

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これから向かうべきベストな未来とは?

エマの描く“夢物語”がベストのように描かれた128話。

だけど、バトワンは今のところそれが理想の未来だと思わない。

当然ながら、エマの描く未来は当然ながら、エマの価値観をベースに組み立てられているんだ。

むしろノーマンの描く未来のほうが、最大多数の最大幸福を実現できるように思う。

鬼達は動物に戻っても幸せでいられる。しかし人間の未来を考えると、鬼たちを「人型」のままにしておくのは危険だ!


約束のネバーランド128話より引用 これがベストな未来とは限らない!

さらに付け加えると、もしエマの描く未来を実現してしまった場合。

残された鬼たちには「人間を食いたいけど食えない未来」を強制することになる。

人肉を食わずとも形状は維持できるとしても、人間を食べたいのは必ずしもそういう理由だけが根拠になっているわけではないはずだ。

むしろ彼らから知性を奪ってあげて、それを考えられないようにしてあげるほうが幸せなんじゃないのか?

そういった面を踏まえると、エマの価値観をノーマンが諭すことが最も穏便にコトを抑めるようにも感じるんだけど…さて、どうだろうか!

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