【約束のネバーランド】シスター・クローネ死亡、その絶望について。

シスター・クローネが死んだ。

このことは約束のネバーランドの世界観においてかなり大きな意味を持ってきそうな気がする!

今回はその“死”について想いを馳せていきたいと思うよ!

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シスター・クローネ死亡、その絶望について。

謀略渦巻く約束のネバーランド。

かなり強烈なキャラクター性で話題を呼んだシスター・クローネだけど、今回の23話においてその生涯の幕を降ろすことになった。

今回は彼女の死について掘り下げていきたいと思うんだけど…。

ともかく以下のカットは強烈な衝撃を孕んでいたよね!


約束のネバーランド23話より引用 シスタークローネは殺されてしまった!

ママ・イザベラが、その上層部である“グランマ”とかなりの蜜月関係にあったこと。

それによって、シスターの謀反は簡単に見破られ、始末されてしまうことになった。

始末されてしまった彼女は、胸に一輪の花を生けられたまま、その意識を失ってしまうこととなった…。

この死に方はこれまでに出荷されてしまった子供たちと同様のものなんだろう。

この“生けられた花”は、上層部が結託している“鬼(おに)”たちの行う儀式と、何らかの関わりを持っているのかもしれない…。

彼女の立場に立ってみると、そんな余裕はなかったのかもしれない。

しかし、もしシスターがおとなしくママに従っていたら…と考えると、どうしても“惜しいミスを犯した”という感覚に陥ってしまうかも。

シスターもなかなかのキレ者だとは思うけど、今回ばかりは相手が悪かったね…!

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ゲームマスターはママ・イザベラ!

イザベラに関しては“ゲームマスター”という表現が最も適切だと思う。

対してエマ・レイ・ノーマンやシスターは、そのゲームに登場する“プレイヤー”といった感じだ。

プレイヤーはあくまでプレイヤー。

ゲームマスターの作り出したルールの中で、そのゲームをプレイするしか無いわけだよね。

シスターは“イザベラ=ゲームマスター”という構図に辿り着いていなかった。

それこそがシスターの最大の敗因だといえるんじゃないかな!


約束のネバーランド23話より引用 シスターはどう立ち回っても負けていた!

勝つ・負けるの勝負に持ち込むより、もっとずっと前の段階。

その時点で、シスターは完全にイザベラに負けていたんだろう。

そもそも“対当な勝負なんてありえない”といった状況下で勝負を挑んでしまったこと。

動かなかったらヤバい!という状況ではあったと思うけど、シスターはこの“農園ゲーム”の主導権、コントロール権を奪い取ることは出来なかった。

きっと無念だったことだろうなぁ…。

彼女に関しては子供たちにも翻弄され、イザベラの手の平のうえで踊らされていたにすぎないんだ。

その豊かな表情から、わりと陽気な印象もあったキャラクターではあったんだけど、相応の覚悟を抱いて勝負に臨んだに違いない…!

今となっては、彼女の残した“謎のペン”が、エマ・レイ・ノーマン達の脱獄の切り札になることこそが、彼女の復讐になるんだろうけど…。

志半ばで倒れてしまったシスターの想いを考えると、少しだけ胸が苦しくなってしまうかもしれないね!!

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