唯一“亡者を斬ることが出来る”とされる超神器・破修羅(ばしゅら)。
今回は自由人HEROに登場するこの名刀について考察し、バトワンなりに理解を深めていけたらと思う!
乱世の振るう破修羅の威力は特に圧巻だったよね!
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超神器・破修羅(ばしゅら)の強さと役割考察、聖魔両方の力を吸収する神刀!
破修羅の所有者は乱世。
どうやら破修羅が乱世を主として選び、その所有者として認めたらしい!
この刀は“亡者”を斬ることが出来るといった点で、他の武器とは一線を画している!
自由人HERO11巻より引用 破修羅は乱世を主として選んだ!
破修羅を扱う乱世は上記のような感じ!
この刀はその特殊な能力と引き換えに“一振りするごとに自分の命を削っってしまう”というデメリットを持っているのがその特徴の一つだ!
自分の命と引き換えに刀を振るい、亡者を斬り続ける乱世の姿はまさに圧巻で、かなりの迫力を持って描かれていたのが懐かしい!
兄弟の中ではもっともワイルドで豪放…という感じの人物像だったけど、そういった明るい性格面があったからこそ、破修羅の禍々しさが際立って感じられるところだ!
守るために殺気立つ乱世の表情のひとつひとつが格好良く描かれていて、良い!!
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破修羅のリスクもギャグに変える技術!
そんな感じで“シリアスなリスク”を踏まえている破修羅だけど、柴田阿弥先生はこの破修羅ですらもツッコミに使用するケースがある。
破修羅は“亡者を斬れる変わりに自分の命が削られる刀”だから、仮にツッコミに使用したとしても自分の命を削ってしまうはずだ。
このことに関しては実際に乱世も言及していて「あんま斬ってると自分も死ぬ」と公言しつつ、ツッコミに使用するシーンが見受けられた。
自分の寿命に影響するとされる刀を振ってツッコミを入れ、それをギャグへと昇華してしまう柴田先生のテクニック。
このあたりは何度読み返しても面白く読める部分だし「やっぱ力のある漫画家さんなんだなぁ〜」なんて感じてしまうところだよね!
柴田先生はこういう技術があるからこそ、いつまでも色あせない作品を生み出すことが出来るんだろう!
ぶっちゃけ現代漫画はシリアスに寄りすぎて矛盾が目立つ…みたいなアレがしばしば見受けられることがある。
超神器・破修羅にしてもそうなんだけど、こういうシリアスな武器ですら“ギャグへと昇華する技術”をもっていたら、どんな作品でも面白おかしく描き切る事が出来るに違いない!
破修羅周辺のエピソードを振り返るだけでも、柴田先生のスゴさが見え隠れしてくるところだ!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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