樊城の戦いで関羽に降った魏の将軍、于禁。
蒼天航路における彼についてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ!
正史によると彼は関羽に降ったことで地位を貶めているようだけど…蒼天航路ではなかなか格好良い投降ぶりだったと思う!
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于禁の人物像考察、関羽に降った魏の将軍!
蒼天航路における于禁の外見表現は以下のような感じ。
于禁は歴戦の将軍であり、曹操からも高い信頼を得ていた人物でもある。
本作では樊城の戦いで関羽に破れ、自らの軍を率いて堂々と投降するシーンが印象的だったかも。
正史と蒼天の間で結構差が大きい武将のひとりでもある!
蒼天航路・文庫版17巻より引用 于禁の外見表現はこんな感じだった!
正史を見ると、投降したあとの于禁の処遇はなかなかに悲惨だ。
曹操からは「危機を前に龐徳に及ばないとは思わなかった」とまで言われたうえ、荊州が奪われた後は呉の賓客に。
その後に呉から魏に再び変換される…などなど、魏→蜀(関羽)→呉→魏…と、たらい回しになってしまった人物だったりするみたいだ。
しかも最終的には曹丕によって曹操の墓(そこには于禁が関羽に降服し、龐徳が降伏を拒んでいるところが描かれていたという!)を参拝させられ、以降は病死してしまったという。
かつては歴戦の武将だった于禁だけど、最後の最後はとても切ないものになったみたいだ…。
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蒼天航路での投降ぶりにおいて!
ただしそんな切ない于禁の人生なんだけれども、蒼天航路ではなかなかの逸材ぶりを発揮している。
彼が関羽に投降したのは命惜しさのためではなく、己の中で思うところがあってのことだったようだ。
さらには以下のような堂々とした振る舞い…!
これには関羽も口元に笑みを浮かべており「見事!」と言わんばかりだったと思う!
また、曹操も曹操で別に于禁を蔑むことはなかったような感じだった!
蒼天航路・文庫版17巻より引用 蒼天航路での投降ぶりはアッパレだった!
蒼天航路は三国志をベースにした物語だ。
しかし、何もかも正史を踏襲する必然性はないと思う。
例えば「反三国志演義」といった、歴史からは逸脱した物語がある(ただし半三国志演義に関してはかなり賛否両論が激しいぽい)ように、表現の世界は無限大。
そういった点を思えばきっと、蒼天航路にて于禁の面目が保たれたことは、バトワン的には「アリ」だったような気がするかな!
曹操軍を支えた歴戦の名称、于禁。
この時の投降は関羽攻略の戦が以下に苛烈だったかを物語る、とても大きなファクターのひとつになってくると思う!!
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