異質の才を持つ何進の孫、何晏。
蒼天航路における彼についてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ!
彼は曹操の娘のうちのひとりを嫁に娶(めと)ったことでも知られている人物だ!
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何晏(かあん)の人物像考察、異質の才を持つ何進の孫!
蒼天航路における何晏(かあん)の外見表現は以下右のような感じ。
曹操に命じられて論語を学び、内側から「儒学のなんたるか」を解き明かさせようとした…みたいな流れとなっていた。
この辺りは正直、表現がなかなか難解だったと思うけど、当時の曹操の「儒との戦い」を考えると、彼にとって何晏はある意味キーパーソンの一人だったんだと思う!
蒼天航路・文庫版15巻より引用 蒼天航路における何晏の外見表現はこんな感じだった!
これまで曹操は董卓・呂布・袁紹…といった、人の形をした敵と戦ってきた。
しかし、軍事から政治へと活動の中心が移行してからは、人の心にある思考と向き合う機会が多くなった気がする。
青州黄巾党の教えとか、儒学における思考とかそういう「人の根幹を為す行動原則」と向き合って、時には戦い、人をよく治めるために生かすべく尽力していたように見える感じかな。
そしてそんな中で抜擢された何晏はまさに、儒という「形のないモノ」と戦う将兵のひとりだといえるのかもしれないね!
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文学に多大なる影響を与えた人物!
蒼天航路によると、何晏は文学に多大なる影響を与えた人物なんだそうだ。
曹操親子によって儒学と切り離された詩文の世界は、何晏を通し、かの有名な李白や杜甫へと受け継がれていったという。
李白や杜甫は学生時代に習ったよね、特に杜甫の「国破れて山河あり」とかは、記憶に強く焼き付いている人が多そうな気がするかも!
蒼天航路・文庫版15巻より引用 何晏は文学に多大なる影響を与えた人物なんだそう!
作中ではかなりフワフワとした何晏だけれども、上記のカットとかを踏まえて彼という人物を再確認してみると、どこか神々しい部分を感じるよね!
歴史の授業で重点的に習った(国語と社会の両方で)李白と杜甫へと道を開いた人物…という点を考えると、下手したら彼の歴史的インパクトは軍神・関羽に匹敵するレベルだったりするのかもしれない!
名前としてはそこまで知られている人物ではないんだけども、まさにこの時代の文学を作った「要(かなめ)」の役割を担った人物が彼、何晏だったといえるんじゃないかな!
バトワンは蒼天航路を読むまでは彼の存在を知らなかったんだけど、こういうエピソードを読むとついつい深く調べて行きたくなってしまうね!
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