天下に名を轟かせた大器、劉備玄徳。
今回は蒼天航路における彼についてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ!
長阪の戦いまでは放浪に次ぐ放浪だったけど、最終的にはとてつもない見せ場を作ってみせたね!凄い!!
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劉備の人物像考察、天下に名を轟かせた大器!
蒼天航路における劉備の外見表現は以下のような感じ。
この作品の中での劉備の最大の見せ場は以下の場面じゃないかな!
これまで多くの戦をこなし、その中で地盤を固めていった曹操に対し、劉備の反撃が見事に決まったのがココ!
積み重ねられた声望&たったひとつの宣言で、天下の趨勢を傾けてしまった!!
蒼天航路・文庫版11巻より引用 積み重ねられた声望&たったひとつの宣言で、天下の趨勢を傾けてしまった!!
上記のカットは劉備の臣下ですら度肝を抜かれた様子だった。
あの関羽、張飛でも、自らの耳を疑うかのごとくのリアクションを示していたのがインパクト大だったよね!
「すでにして、おいらの在る処が天下だ!!」
上記の劉備の様子は“大徳”の名に相応しく、神々しい雰囲気すら漂っていたと思う!!
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曹操にすら一歩も引かない大器!!
これまで呂布、袁紹、曹操の元など、様々な場所に世話になって生きてきた劉備。
その度に得たものを失い…の繰り返しをしてきた感じだったと思う。
三国志演義の「劉備=英雄」というバイアスがかかったまま読むとアレだけど、蒼天航路だけを読めば劉備の人物像は“情けないところばかり”だったと思うんだ。
しかしながら、そんな劉備にはそんな「情けなさすら力に変える!」という、およそ人間の持てる能力の中でも最強クラスの才能を持っていた点で特殊だったと思う!
蒼天航路・文庫版11巻より引用 情けなさすら力に変え、最期は天下人にまでのし上がった!
天下をのたうち回り、夢を捨てきれず彷徨い続けた男、劉備玄徳。
関羽、張飛、趙雲…といった家臣には恵まれていたものの、鳴かず飛ばずの時期が長かったのは辛いところだ。(逆に彼らのような軍神・武神がついていたからこそ、劉備の格が挙がっていた可能性もある)
しかしともあれ、劉備に関してはこの時の戦いがまさに「天の時」だったわけだね!
劉備はこのあと漢中の戦いで夏侯淵を下し「漢中王」となって蜀の地盤を確立。
蒼天航路の物語は以降、関羽を忠臣に展開していくことになったわけだけど、劉備の存在感あってこその関羽であることも忘れてはならないと思う!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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