曹操のお爺ちゃんとして登場した人物、曹騰(そうとう)。
今回は彼&前後のエピソードについてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ!
蒼天を何度も読み返して俯瞰して、彼は曹操の飛躍には欠かせなかった人物だと思う!
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曹騰(そうとう)のキャラと人物像考察、張譲に対する姿勢が格好良い!
曹騰の外見は以下左側のような感じ。
このカットは張譲とのトラブルに巻き込まれて窮地に立たされた孫・曹操のために張譲に脅しをかけている場面だ。
日頃は非常に温和な雰囲気を持っている人物なだけに、この一言は非常に重く、威圧感がある!
そして、それを真っ向から顔色ひとつ変えずに受け止める張譲の様子もなかなかのもの!
蒼天航路・文庫版1巻より引用 曹騰と張譲のにらみ合いがとても格好良い!
実は蒼天航路にドハマりしていた頃、こういう「お爺ちゃんキャラ」に魅力を感じたことは皆無だったことを思い出す。
そういう意味では、曹騰は初めて高齢キャラの格好良さをバトワンに教えてくれた人物だったりするんだよね!
日頃は明るく優しいお爺ちゃんな曹騰だけど、怒らせるとむちゃくちゃ怖い。
それも武とか知とかそういう怖さではない、独特の恐ろしさを持っている感じ。
上記のカットは今でも忘れられない、かなりインパクトのあるシーンだったように思えるかな!
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曹騰が残した桃仙院のことなど!
文庫本2巻の時点で描かれた以下のカット。
これは桃仙院といって、曹騰が愛した景色だったりする。(伸ばされた手は曹騰のもの)
この景色を曹操に見せながら幸せそうに語る曹騰の姿はとても印象的で、前半で触れた独特の恐ろしさを持っている彼とは別人のようだった。
このギャップまた、蒼天航路における曹騰の魅力なのかもしれないね!
蒼天航路・文庫版2巻より引用 曹騰が残した桃仙院と、伸ばされた手!
また、この桃仙院などは後に曹操によって売り払われ、その兵力を高める礎となった。
お爺ちゃんの愛した景色を戦の足しにするなんて…という考え方もあると思うんだけど、この辺りは考え様…といったところだよね。
曹操が桃仙院を売り意払ったのは、曹騰が他界した後。
彼を気に入っていた曹騰ならば、桃仙院を売り払って曹操の力になれることは、お爺ちゃんとして嬉しいことだったりするのかもしれない。
この世を去ったあととなっては、厳密にはこの結論は出せないけれど、少なくとも曹騰の残した私財がなければ曹操の飛躍が遅れてしまったであろうことは間違いないと思う。
曹操なら、無いなら無いで策を巡らせたとは思うけど、それでも曹騰の残してくれた多くの財力が、彼にとって大きなバックアップになったことは疑いの余地がないだろう!
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