【蒼天航路】汎（ハン）の強さと人物像考察、青州黄巾党の中核を握る指導者！

青州黄巾党の中核を握る指導者、汎（ハン）。

今回は彼女について、またその周辺のエピソードについてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ！

彼女は曹操が黄巾の長老たちを論破したあたりで登場してきたキャラクターで、呂布討伐あたりまでは特に強烈なインパクトを放った人物のひとりだと思う！百花繚乱！

汎（ハン）の強さと人物像考察、青州黄巾党の中核を握る指導者！

汎の外見表現は以下のような感じ。

張角が存命していた頃から、時期の黄巾党指導者として育てられた人物であり、武勇にも長けている大柄の女性だ。

以下のカットとかはとてつもなく凛々しく、まさに中華版ジャンヌ・ダルク！といった印象すら受ける！

蒼天航路・文庫本4巻より引用　とてつもなく凛々しい汎の外見表現！

ちなみにこれはバトワンの勝手な思い込みかもしれないんだけど、汎は曹操にとって結構“好みの女性”だったんじゃないかな？と思ってたり。

西の果ての羅馬（ローマ）のことを語る水晶や、北の部族のことを知る卞玲瓏と、黄巾の民のことをよく知る汎とは、どこか遠く繋がっている部分があるような気がするかも！

汎は曹操によってちょいちょいちょっかい（？）を出されているような感じもしたしね！

青州黄巾党を率いて呂布討伐に参加した武勇！

ちなみに汎は、青州黄巾党を率いて呂布討伐に参加したことも。

この時はまるで“竜の住処”のような場所で戦うことになったのがとても印象的だったと思う。

先行の切っ先をもって呂布を相手に立ち向かう勇敢さを持つ女性は、蒼天ワールド全体を見渡しても汎くらいのものなんじゃないだろうか！

蒼天航路・文庫本5巻より引用　汎は青州黄巾党を率いて呂布討伐に参加した！

結果的にこの時の戦いでは呂布を討つことは出来なかったけど、このシーンは汎の活躍を大々的に描いた名シーンだったと思う。

三国志の物語を描くなら、本来ならどうしても有名な武将を際立たせたくなるはずだと思う。

特に呂布などという天下無双の剛勇との戦いであれば、この心理は一段と強く働くはずだ。

しかし蒼天航路では、おそらくオリジナルキャラだと考えられる汎にスポットライトを当てる選択をした。

このことはバトワン的にはとてつもない高評価で、これまでに存在しないものを生み出そうという強い気概を感じる表現だったと思う！

蒼天航路には他にも色々と素晴らしいシーンが多いけど、ひとつひとつに目を凝らせば凝らすほど、作品に込められた情熱のようなものを、強く感じてしまってならない！！