百花繚乱の美しき女性たちが乱舞するのもまた、三国志の醍醐味のひとつ。
ということで、今回は蒼天航路における甄氏(しんし)についてバトワンなりに考察死、理解を深めていきたいと思うよ!
作中に置いて、彼女は曹丕・曹植の両名から好意を持たれる(なんなら曹操も含む)ほどの人物で、三国志の中でもかなりの美女のひとりに数えられると思う!
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甄氏(しんし)の人物像考察、運命に抗う氷の美貌!
蒼天航路における甄氏の外見表現は以下のような感じ。
ぱっちりとした目元に妖艶な口元を持つ人物で、絢爛に飾られた服装もまた彼女の艶やかさを一段と引き立てている!
甄氏は後に魏の初代皇帝曹丕(文帝)の妻となる人物として有名だね!
蒼天航路・文庫版9巻より引用 蒼天航路における甄氏の外見表現はこんな感じだった!
彼女はもともと袁紹の息子である袁煕(えんき)の妻だったわけだけど、官渡の戦いの中で曹丕に見初められ連れ去られ、そのまま妻にされた…という経緯を持つ人物。
ちなみにこの時は曹操も彼女を妾(めかけ)にしようとしていたようで、水面下では親子にて甄氏についての心理的な駆け引きがあったものとされている。
この件に関しては蒼天航路の中でも表現されていて、彼女の運命は「曹丕or曹操のどちらかに奪われるしかなかった」という点で、抗うも流される女性の儚さが表現されているような気がした!
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曹植からも求愛される甄氏!
また甄氏は曹植からも求愛されるシーンが描かれており、こちらもこちらで印象的。
詩歌に優れた曹植による口説き文句は非常に情熱的で、この時のエピソードは多くの読者の胸を熱くしたことと思う!
曹操、曹丕、曹植の3人を虜にした彼女の美貌…恐るべしといったところか!
蒼天航路・文庫版9巻より引用 甄氏は曹植の心をも掴んでしまった!
三国志の物語には、多くの美女が登場する。
呂布と董卓に離間の計を仕掛けた貂蝉や、宛城の戦い前後にて曹操の寵愛を受けていた鄒氏など。
今回ピックアップした甄氏に関しては「人妻」ということで、、境遇としては鄒氏(すうし)に最も近い感じだろうか?
甄氏のエピソードは官渡の戦いを元にした略奪愛に始まるストーリーになるわけだけど、この流れも追っていけばなかなか濃厚な人生だったように今では思う!
武将たちが武名によって天下に名を轟かせ、軍師達が煌めく軍略にて存在感を放つ蒼天航路ワールド。
そんなロマンあふれる世界観の中で、その美しさを持ってして乱世を生き抜いていく女性たちの処世もまた、三国志の面白さのひとつであるといえるのかもしれないね!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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