【蒼天航路】簡雍(かんよう)の人物像考察、良い人柄のおっちゃん…って感じ!

初期の頃から劉備に付き従っていた一人とされる簡雍。

蒼天航路における彼についてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ!

本作での登場はかなり終盤だけど、その魅力的な人柄で存在感を発揮した感じだ!

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簡雍(かんよう)の人物像考察、良い人柄のおっちゃん…って感じ!

蒼天航路における簡雍の外見表現は以下のような感じ。

豪放で無頓着、ざっくばらんで愛嬌がある…といった感じの簡雍。

劉備とはまた違う意味で器の大きさを感じさせる人物で、誰からも愛されそうな性格をしている人物だと思う。

その屈託のない笑顔は、まさに少年のまま大人になった…みたいな感じの印象すら受けるところだ!


蒼天航路・文庫版15巻より引用 蒼天航路における簡雍の外見表現はこんな感じだった!

三国志のことをあまり知らなくて、蒼天航路で勉強した…というファンは少なくないんじゃないだろうか。

バトワンも実はその一人で、この作品を読むまで簡雍の存在を知らなかったことをここに告白しておきたい。

蒼天航路に登場して以降は妙な愛着が湧いてしまって、KOEIの三國志シリーズでも結構愛用していたことを覚えている!

そういった意味では、蒼天航路に与えられた影響って結構大きいな〜、と、ちょいちょい感じる部分がある!

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交渉術も独特な感じがするね!

これを交渉術と呼んで良いのかわからないけど、簡雍の言葉には一定の説得力がある。

彼いわく、劉備は「必要なものを手に入れてもすぐに使ってしまうから、また他人からもらってしのいでいる」の繰り返しである…とのこと。

たしかに、これまでの劉備の様子を見ていると、この主張はかなり納得だよね!

劉備は古くから、袁紹に降り、呂布に降り…というのを繰り返しながら少しづつ民の心を掴んで、天下の階段をのし上がっていった…みたいなフシがある!

言い方ひとつのような気がするけど、簡雍の解釈もひとつの答え…って感じかもね!


蒼天航路・文庫版15巻より引用  交渉術も独特な感じがする!

何はともあれ、彼がいたことによって益州の劉璋を降すことが出来た。

蒼天航路のストーリー上ではわりと穏便にコトが解決している感じだけど、ここまでうまく話をまとめる事が出来る人物は、きっと簡雍以外にいないことだろうね!

前にも後にも劉璋の降りでしか登場しなかった彼だけれども、個人的に簡雍は蒼天航路の中でもかなり好きなキャラの一人だったりするかもしれない!!

簡雍は相手を理論で論破するタイプの人物ではないものの、その心を動かす才に長けている。

それもこれも劉備や関羽をはじめとする「侠客」に備わる特性だったりするのかも知れないね!

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