呂布と董卓が圧倒的な存在感を放った虎牢関の戦い。
今回は蒼天航路におけるこの戦いについてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ!
魔王・董卓と武神・呂布の最悪のタッグが発動したうえ「天子奉戴」まで組み合わさったのがこのタイミングであるといえる!
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虎牢関の戦いについての考察、呂布と董卓の存在感!
汜水関の戦い&虎牢関の戦い近辺において最も盛り上がった場面のひとつが以下。
武神・呂布vs軍神・関羽の戦いは、蒼天航路の物語の中でも最強の一騎打ちだったいえるだろう!
後に曹操が呂布を討伐した徐州の戦いと、関羽が打倒された樊城の戦いの壮絶さを踏まえて読み返せば、この一合に込められた価値の高さが伝わってくるというものだ!
蒼天航路・文庫版3巻より引用 武神・呂布vs軍神・関羽の戦いがアツい!!
一騎当千の武将が割拠する三国志ワールドにおいても、この「反董卓連合〜汜水関の戦い〜虎牢関の戦い」の流れはかなり華がある戦いのひとつ。
他の三国志作品においても最も盛り上がる場面だと思うし、なんど読み返しても手に汗握ることが出来る良さがあるよね!
ちなみに関羽の最期のことば「今、われら兄弟の夢を不滅とする!!」というフレーズの“夢”の一文字の中に、この時の一瞬は含まれているような気がするかも!
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董卓によって作られた暴虐の道!
また、この時の戦いに関しては以下のカットの表現が凄まじかったと思う。
どうやったらこんな表現をしようと思いつけるのか…って感じで、プロの漫画家の発想力の偉大さを思い知らされたシーンだ!
暴虐の上に道を作り、その上を平然と歩んでくるこの場面はまさに、董卓の歩んだ道をそのままに表現しているようにも見える!!
蒼天航路・文庫版3巻より引用 董卓によって作られた暴虐の道!表現が凄い!
董卓の暴虐・横暴は、他の三国志作品だとかなり下品に描かれることが多い。
しかし蒼天航路の董卓は怜悧な知性と圧倒的なまでの威風をまとった英傑として描かれており、これもまた“ひとりの天下人の姿”だと思わせる説得力があるよね!
彼が悪逆非道であることは間違いないんだけど、董卓を「魔王」の一言で語るのはなかなかに言葉不足なような気がするな〜。
最終的には呂布に斬り殺されてしまった董卓だけど、もし董卓が呂布と親子の契りを交わさずに、単独で天下を歩もうとしていたなら…。
もしかしたら三国志(蒼天航路)の物語は、全く違ったものになっていたかも知れない…!!
そう考えていくと、呂布を使いこなせると思い込んだことこそが、董卓の最大の敗因だったような気がするかも!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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