【蒼天航路】鄒氏(すうし)の強さと人物像考察、曹操を虜にした傾国の美女!

曹操を虜にした傾国の美女、鄒氏(すうし)。

今回は彼女について、またその周辺のエピソードについてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ!

彼女はあの曹操をも狂わせた女性であり、あのまま曹昂が訪れなかったら歴史は変わっていたと考えられる!

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鄒氏(すうし)の強さと人物像考察、曹操を虜にした傾国の美女!

蒼天航路、宛城の戦い周辺で登場した鄒氏。

彼女は未亡人であり、まだ喪に服しているべき段階ではあったものの、曹操が訪れたことによって運命が変わることになる。

三国志の物語のメインは一騎当千の武将たちと、神算鬼謀の軍師たちなんだけれども、百花繚乱な女性たちの輝きも無視することは出来ない!


蒼天航路・文庫本5巻より引用 宛城の戦い周辺で登場した鄒氏、曹操と戯れていシーン!

蒼天航路の歴史に強く影響を与えた女性といえば、貂蝉、汎、鄒氏の3名が最も強烈だろうか。

他にも孫尚香や甄氏なども登場したけど、上記3名の存在感には叶わなかったと思う。(甄氏はいい線いってたけど、むしろ曹操の「おめでとう」がヤバくて霞んだ)

鄒氏は貂蝉や汎とはうってかわって、まさに美貌だけで曹操を蕩(とろ)けさせ、歴史を狂わせかねなかった危険な女性。

描写を見る限り本人に悪気はなかったと思うけど、宛城の戦いは本気で危なかった!

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曹昂によって叩き切られてしまった!

そんな妖艶な鄒氏なわけだけど、最終的には曹昂によって斬られてしまった。

普通であれば美貌を持って生まれてくるのは良いことだと思うけど、彼女の場合は美しすぎたことが、その生命のロウソクを短くした…と考えることが出来るかもしれない。

鄒氏は特になにも罪は犯しておらず、曹操の求めに応じていただけだ。

なんだけど、曹昂は彼女を斬らないわけにはいかなかった。

一緒に逃げられる状況ではなかったこともそうだし、何よりそうしないと曹操が逃げようとしなかったような気がする!


蒼天航路・文庫本5巻より引用 曹昂は彼女を斬らないわけにはいかなかった!

上記の曹昂の判断は非常に合理的ながら、冷酷で残酷な決断。

しかしながら、結果的に曹昂の立ち場の立ってみれば、この判断が間違っていたとはいえないところだ。

この時の曹操は、外に敵軍が迫ってきていることを楽しんでいるフシすらあり、かなり鄒氏に陶酔状態だったと思う。(本人も後に「この曹操に咎がある」と認めている)

色々な女性を知っており、女に溺れる可能性が極めて低いはずの曹操をも虜にした鄒氏の魔力。

本人に自覚が薄いことも相まって、彼女はある意味、蒼天航路にて最も恐ろしい女性の一人にカウント出来てしまうかもしれないね!

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