【蒼天航路】関平の人物像考察、関羽の息子であり武芸の達人！

関羽の息子であり武芸の達人、関平。

蒼天航路における彼についてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ！

関羽ほどの実力者ではなかったものの、関平もその影を色濃く引き継いだ英傑のひとり！

関平の人物像考察、関羽の息子であり武芸の達人！

蒼天航路における関平の外見表現は以下のような感じ。

正史による関平は、関羽が呂蒙・陸遜に破れた際に捉えられ、処刑された人物とされている。

蒼天の作中では陸遜に敗れて命を落とす流れとなった。

武勇の面では本来なら陸遜よりも関平のほうが上だったと思うけど、このケースでは天命に見放されたね…！

蒼天航路・文庫版18巻より引用　関平の外見表現はこんな感じだった！

関平の戦いぶりの中で最も印象的だったのは上記のカット。

魏の将軍のひとりである満寵と戦い、その武を存分に振るっていたのが印象的。

戦いの中に「楽しさ」を見出すあたりは生粋の武人というか、軍神・関羽の血を継承している…といったところだろうか！

外見＆構えともに関羽の生き写しである関平。

もし彼が長く生きながらえていても関羽以上の武人にれるかどうかはわからないけど、その血脈の偉大さはしっかり受け継がれていた…という感じだね！

それにしても蒼天関羽と蒼天関平は、なりすまし戦略とかもできそうなくらい外見的にもそっくり！

「夢は、ここまでだ」

陸遜の冷たい一言によってその武を散らした関平。

以下のカットはバトワンとしてはかなり印象的な場面のひとつだったりするかもしれない。

これは「武にロマンを求める時代の終焉」を告げているとも受け取ることが出来るかも？

蒼天航路・文庫版18巻より引用　「武にロマンを求める時代の終焉」を告げている？

この場面を読み返すと、呂布討伐の時に曹操が語ったことを思い出す。

「一個の武人が見れる天下などこの程度のものだ」みたいなことを言ってたけど、この時の陸遜も同じような心持ちだったのかもしれないね。

あの時の呂布攻略と同じくらい壮絶だった、対関羽の荊州攻め。

理不尽な蛮勇を力任せに振るって襲いかかってくる呂布軍と、荊州を守る関羽軍の最大の違いは神々しいまでの気高き志”を持っているか否か…といったところだろうか！

そんな武神の軍を預かるひとりの将として、関平は充分以上に勇猛に戦った人物だといえそうな気がする！

関平の“武の夢”は残念ながら陸遜に閉ざされてしまったけれども、その気高かさは蒼天航路を通して読者の心に深く刻みつけられたことだろう！