【蒼天航路】魏諷(ぎふう)の人物像考察、風靡の才の持ち主!

風靡の才の持ち主として登場した魏諷(ぎふう)。

蒼天航路における彼についてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ!

彼も確か“奸雄の類”に属する人物のひとりだったはずだ!

【スポンサーリンク】

魏諷(ぎふう)の人物像考察、風靡の才の持ち主!

蒼天航路における魏諷の外見表現は以下のような感じ。

彼は魏国で活動していた人物ではあるんだけども、天下簒奪を狙っていたこともあって、ポジションとしてはかなり独特なところがある人物。

乱世の奸雄と同様に「奸雄」の類に属する人物であると思うんだけど、彼の才覚は“風靡”というところにあるみたいだ!

風靡というのは「人をなびき従わせること」を指すのだそうで、現代風に言えば「カリスマ」みたいなものだろうか!!


蒼天航路・文庫版17巻より引用 魏諷の外見表現はこんな感じだった!

蒼天航路にてカリスマ性を持つ者といえば、やはり曹操孟徳&劉備玄徳の2人だろう。

特に劉備に関しては、ある意味カリスマ性だけで成り上がってきたとも取れるフシがあるため、彼もまた風靡の才を持っていたと言っても過言ではないのかも知れない。

しかしともあれ、魏諷の才はどうも曹操や劉備とは性質が違うように感じられた。

カリスマがあるのとは裏腹に、器が足りてない…みたいな感じだろうか?

【スポンサーリンク】

曹丕に誅殺される魏諷!

そんな風靡の才を持つ魏諷だけれども、彼は曹丕の壮絶さを際立たせる…みたいな役回りが最も大きかったように思う。

以下のカットはまさにそれで、躊躇いなく刀を振り下ろす曹丕の厳格さが伝わってくるところだよね!

「奸雄の類が住めぬ世」を作る…といった点で、どことなく曹操孟徳に対する対抗心もあったに違いない!
(※:ちなみにこの時の乱は「反乱分子を炙り出すため意図的に誘発された」ともいわれているそう)

魏諷の乱についてはそこまで詳しくないんだけども、彼の煽動力&カリスマ性だけは凄まじかったと言えるだろう!


蒼天航路・文庫版18巻より引用 曹丕に誅殺される魏諷!

蒼天航路はあくまで曹操をベースにした人間ドラマの群雄活劇。

よって、曹操の死後に関しては多くが語られていないのがひとつの特徴となっている。

正史によると曹丕はこのあと魏の初代皇帝に就任するわけだけど、その場面も少し見てみたかったよね!

今回の魏諷と曹丕のやりとりを確認すると、後の蒼天ワールドにおける「曹丕の知世」もまた、ごく徳の苛烈さ・峻烈さを持っていた違いない!!

皇帝となった蒼天曹丕が政治を行っている様子もまた、少し見てみたいような気がするよね!

【スポンサーリンク】