【蒼天航路】黄蓋の人物像考察、孫呉を支える武勇の老将!

孫呉を支える武勇の老将、黄蓋。

今回は蒼天航路における彼についてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ!

赤壁の戦いといえばやはり黄蓋、彼の活躍なくしてこの時の孫呉の勝利はあり得なかっただろう!

【スポンサーリンク】

黄蓋の人物像考察、孫呉を支える武勇の老将!

蒼天航路における黄蓋の外見は以下のような感じ。

韓当・程普と並び、孫堅(孫パパ)時代から孫呉に付き従っている老将が彼なわけだけど、この2人と比較して存在感が飛び抜けているのは、赤壁でのエピソードがあったからか。

偽の降伏を申し出ながら死地へと赴く彼の背中には、強い覚悟がにじみ出ていたと思う!


蒼天航路・文庫版12巻より引用 蒼天航路における黄蓋の外見表現はこんな感じだった!

上記の黄蓋から伝わってくる気迫は相当なもの。

黄蓋の直接的な戦ぶりは作中ではそこまで詳しく描かれなかったものの、このワンシーンを見れば彼が辿ってきた多くの戦の歴史を感じ取れるかもしれない!

そういった意味では、黄蓋は三国志の物語の中でも屈指の老将に数えられるんじゃないかな!

黄忠、厳顔、張奐などの逸材と戦った時、どんな戦いになるのかちょっと見てみたいかも!

【スポンサーリンク】

黄蓋のニセ降伏をもってして火計を発動!

黄蓋によるニセの降伏を持ってして火計を発動した孫呉。

これがまさにその瞬間の場面であり、蒼天航路における赤壁の戦いの名シーンのひとつだ!

作中では着火までやや時間がかかったものの、ここから魏の敗走がスタートするわけだね!

これらのことを考え合わせると、三国志の歴史のターニングポイントになったのは赤壁だし、その鍵を握ったのが黄蓋だった…ともいえるかもしれない!


蒼天航路・文庫版12巻より引用 黄蓋のニセ降伏をもってして火計を発動した孫呉!

赤壁の戦いまでは「魏の一強状態」に近かったと今でも思う。

しかしこの時孫呉が曹操水軍を追い返したことで、世論・風評も大きく揺れ動いたはずだ。

孫呉水軍の実力を世に知らしめるきっかけになったと思うし、そのことは孫呉の声望をさらに高め、水軍で力を発揮したい人物を集めることにも繋がっただろう。

また、曹操の撤退を弱体化と見た人々もいたはずで、この敗戦を受けて劉備の天下にも人材が流れることになったんじゃないのかな?

黄蓋の活躍に周瑜の神算が加わってもたらされた赤壁の大勝利。

この時の勝利がなかったら(魏に屈してしまっていたら)、きっと中華は圧倒的に早い段階で統一されてしまっていたことだろうね!

考え方によるかもしれないけど、これらの点を踏まえると赤壁での黄蓋の活躍は「張飛の長坂橋仁王立ち」とか「趙雲の単騎駆け」よりも強烈な歴史的インパクトを持っているといえるんじゃないかな!!

【スポンサーリンク】