【銀牙・流れ星銀】クロスの人物像考察、ただひとり漢と認められたメス犬!

ただひとり漢と認められたメス犬、クロス。

なんか表現がややこしいかもしれないけど、要するに彼女はメスだ!

で、漢としての魂を認められて群れに属すことを認められてるっぽい感じだね、ジャンヌ・ダルク!

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クロスの人物像考察、ただひとり漢と認められたメス犬!

クロスの外見は以下のような感じ!

オスメスの描き分けは犬になると余計難しいとは思うけど、なんとなくメスっぽく描かれているのはやはり“骨格”とかが影響してるとかだろうか!

彼女もまた、主人に捨てられた犬が野生化した結果なんだそうだ!


流れ星・銀2巻より引用 クロスの外見表現はこんな感じだった!

いわく、クロスの年齢は8才なんだという。

これは人間に換算すると、どうやら48〜53才とかそのくらいみたいだ!

けっこう中年で色々な経験をしてきたクロスだけど、そのぶん覚悟を決めて“対赤カブト戦”に望んでいることだろう!

メス犬でありながら“漢”と認められるのは、オス犬が“漢”と認められる以上に難しいはず。

クロスに関してはそういった意味でも特に異質な存在だといえるんじゃないかな、わかんないけど!

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主人に捨てられたエピソード!

クロスが主人に捨てられた時のエピソードはなかなかに過酷だ。

熊に襲われてしまった際に主人を助けるため奮闘したクロスだったけど、どうやら彼女は瀕死の状態で見捨てられてしまったらしい。

信じていた主人、頼みの綱にしていた主人に逃げられてしまったのは、相当な心理的痛手になったんじゃないだろうか?

そういった痛みを抱えながらも、気丈に振る舞えるクロスってスゴいね!!


流れ星・銀2巻より引用 クロスが主人に捨てられた時のエピソード。悲しい!

人間の視点からしてみたら、まぁ主人の気持ちもわからなくはない。

バトワンは愛犬家だから、自分のために頑張る犬を見捨てる…というのはなかなか強烈な踏ん切りが必要だとは思うものの、人によっては犬が戦っている間に逃げる…とかもあるんじゃないかな。

いや、個人的には逃げるのはヒドい!と思う。

でも、目の前に凶暴な熊が暴れていたとしたら、その逃げは“責められるようなコトではない”というのは事実なんじゃないかな!

クロスとしてはとても災難だったよね、このエピソードは。

しかしともあれ、それがあったから“こそ”奥羽軍団に加入できたし、ベンとも出会えた。

最終的にはベンの子供を身籠ってで3匹の仔を出産。

しかし、彼女は“母親になった”という事実も影響し、戦線から離れるように指示を受けてしまうことになった。

このことに関しては彼女にも葛藤があったみたいだけど、強く優しい母親タイプ。

戦いについては男たちに任せ、クロスはクロスで自分に課せられた“母としての使命を全うする”のが本筋なんだろうね、きっと!

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