【銀牙・流れ星銀】テリーの強さと人物像考察、奥羽軍の第5班小隊長を担う隻眼のマスチフ!

奥羽軍の第5班小隊長を担う隻眼のマスチフ、テリー。

今回は彼についてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたい!

打倒赤カブトの志を抱えつつも己の役割を全うし、赤カブトに人たちも浴びせることなく力尽きた信念の男だ!

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テリーの強さと人物像考察、奥羽軍の第5班小隊長を担う隻眼のマスチフ!

第四班、第六班と共に北へ向かった第五班のリーダー、テリー。

番犬・闘犬として飼われることの多い筋骨隆々のパワーファイター・テリーなんだけど、全国制覇を狙う“陸奥の四天王”の大群に圧倒されてしまった。

なんだかんだ彼の行動だけを見ると“裏切り”が目立つところではあるんだけど、その背後にある深慮遠謀を踏まえると、テリーのスゴさがよく分かるところだ!


銀牙・流れ星銀6巻より引用 見事すぎるテリーの最後の表現はこんな感じだった!

犬族同士の戦闘による消耗を望まず、最終目的である“打倒・赤カブト”のために、一時的な帰順を選んだテリー。

ベンやモスの到着に連動し、再び如月たちの軍団と相まみえることとなった!

最終的には上記の通り、熊の一撃でその命を落とすことになったものの、陸奥の四天王の強固な軍団を奥羽軍団と合流させるという使命は達成。

自らの命と引き換えに、巨大な軍団と軍団を導きつなぎ合わせた功績は大きい!!

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四天王の心を動かしたテリー!

自らの命と引き換えに、四天王の筆頭・如月の心を動かしたテリー。

これによって、当時400頭近い軍団を構築していた陸奥の大ボス、シベリアンハスキーの如月軍団に対し、奥羽軍団への協力を取り付けることに成功した!

如月もかなりのボスの器を持っていただけあって、この加盟は特に大きかったんじゃないかな!


銀牙・流れ星銀6巻より引用 テリーの生き様・死に様は陸奥の四天王の筆頭・如月の心を動かすに至った!

ちなみにこの時にテリーが命を賭してまで回収した如月は、打倒赤カブトの戦において他の四天王と共に第3班決死隊となり、第1砦の攻略に成功している!

さらにその後の第2砦の攻略時には銀の司令を受けて救護班として転戦、赤カブト打倒に大きく貢献した人物(犬?)だといえるだろう!

逆を言うと、テリーがあの時漢気を見せて如月の心を動かしていなければ、この時の如月の働きは見られなかったということになる。

如月ほどの実力者およびその類稀なる大規模な軍団が奥羽軍と合流していなければ、対赤カブトの戦いでの犠牲はもっと広がっていたに違いない!

テリーは早々にフェイドアウトしてしまったものの、彼が成し遂げた偉業は後の物語に大きく影響を与えたわけだね!シビれる!!

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