【青の祓魔師】奥村燐の強さと人物像考察、サタンの血を引く主人公![青エク]

うわあああああああああ面白いよあぁあああ青の祓魔師!!

っということで、出会うのが遅れて恨めしいんだけど20まで一気に読破したので、今回はサタンの血を引く主人公、奥村燐(おくむらりん)についてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたい!

ザ・王道中の王道の少年漫画の主人公って感じだよね!良い感じのキャラしてる!

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奥村燐の強さと人物像考察、サタンの血を引く主人公![青エク]

奥村燐の外見表現は以下のような感じ。

とてもシンプルな少年漫画の主人公キャラ…って感じで、ジャンプ作品でいくと幽遊白書の浦飯とかに雰囲気が近い印象を受けたかな〜?

考えるよりまず行動!ってタイプのキャラで、猪突猛進が売りになっているフシも感じるところだ!

やや暴走気味に前へ前へ突っ込んでいく姿勢は賛否が分かれるところだと思うけど、バトワンとしては嫌いじゃないかな!


青の祓魔師1巻より引用 奥村燐の外見表現はこんな感じだった!

理性を備えた弟、雪男の合理的な助言に逆らい、常に独断で動いてしまう燐。

正直なことをいうと、序盤ではこういう燐の姿勢に「なんだよコイツー!」って思う部分もあったんだけど、少しづつ彼がどういう男なのかわかってくるに連れた考えを改めた。

基本的にはワンパターンで単細胞なところが強い彼なんだけど、周りを巻き込んでいく力は確かに持っている!って感じ。

そればかりではなく、自分なりにも仲間のことを色々と考え、不器用ながらも結論を出していってる感じとかも、燐の魅了のひとつに思えるかも!

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サタンの血を引くもの!

また、彼は魔神・青焔魔(サタン)の落胤であり、人間と悪魔の血を引いていることが判明している。

悪馬のしっぽと尖った耳、牙などを持っており、人間ながらにして悪魔の特徴をふしぶしに備えているのも燐の特徴だね!

物語序盤では彼の能力は封印されており、以下の降魔剣(こうまけん)を抜くことによって開放される…というバックグラウンドが存在している感じだった。


青の祓魔師1巻より引用 降魔剣(こうまけん)を抜くことによって力が開放される!

本来ならこの剣は使用しない方針だったものの、燐はシナリオの中でこの力を使っていくことを決意。

自分の力を解き放ち、青い炎を使いこなしていく方針へと傾いていった。

この辺りは「燐が自分の存在を認めていく過程の葛藤」とかがあって、一段と面白く読めた気がするかな!

ちなみにこの点は少なからず「周りに認めてもらえるだろうか?」みたいな不安もあったはずで、そういう心理の揺れも繊細に描かれて感動したことをここに告白しておきたい!

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燐の必殺技、サタンスラッシュ&サタンボム!

ちなみに燐の必殺技としては、以下のサタンスラッシュ&サタンボムが判明している。

サタンボムにはサタンボム・キャンプファイヤーという派生技もあったりして、シンプルで覚えやすいね!

正直、これらの技のネーミングセンスはかなりアレだけど、ここは反対に「作者の頭の良さ」を感じたかかも!


青の祓魔師13巻より引用 燐の必殺技、サタンスラッシュ!

青の祓魔師を読んだら分かる通り、この作品には非常に細かい専門用語や「どっから調べたんだ!」と感じるようなすごい詠唱が描かれてたりする。

つまりね、作家の加藤先生はかなり多くの知識を下調べしているし、情報としては膨大な量を得ているはずなんだ。

で、ここですごいのは「それだけの情報を得ておきながら、サタンスラッシュ(サタンボム)といったネーミングを選べる!」いうこと!これはやばい!!

ここ、知識がある人ならもっと色々な候補が思い付けるはずなのに、あえてシンプルな方向へと舵を切った。

これは相当に賢くないと出来ないことだと思うんだよね…!!


青の祓魔師14巻より引用 燐の必殺技、サタンボム!

人間というのは、知識があればあるほどそれをひけらかしたい欲求に駆られやすい生き物。

その欲求を押し殺し最適解を導き出すことは、本能に逆らうほどの冷静な知性を持ってないと出来ないことなはずだ。

上記のサタンスラッシュとかサタンボムは、これ以上の技名を思い付けないわけではなく「意図的に選ばれている」という点に、強く注目しておきたいかな!
(しかもこのネーミングにも、名がつくまでの納得いくエピソードが用意されてる)

この表現を見るだけでも「この作家さんはすっごい考えて作品を作ってるな!」と感じるところ。

それは作品に対するこだわりだけではなく、読者との信頼関係を作ることにも貢献しているといえるんじゃないかな!

月刊連載だから次の話までがやや長いのが待ち遠しいけど、そのぶんクオリティが高いのも青の祓魔師の良い部分かもしれないね!

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