猗窩座との死闘の果てに…!
煉獄さんは猗窩座に敗北した。
この事実はもはや揺らぐことは無いだろう。
しかし、その類まれなる戦闘能力はあの猗窩座をも魅了(?)しているように見えたし、鬼化を“チート”として扱うならば、炭治郎の主張通り「煉獄さんの勝利」とみなせるのかもしれないね…!
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首に刃を、上弦に死を!
煉獄さんの最後の勇姿、特に以下のカット周辺の表現は凄まじかった。
猗窩座の攻撃によって腹を貫通されていたのにもかかわらず、鬼気迫る勢いで日輪刀を振り下ろそうとする煉獄杏寿郎。
ここはもはや人間としての執念を感じさせる鬼気迫る一幕で、彼の凄まじさを痛感した場面だと思う!
鬼滅の刃8巻より引用 首に刃を、上弦に死を!猗窩座に迫る煉獄!
肉体的にはすでに限界を突破していたと思うし、土手っ腹に開けられた風穴はもう戻らない。
このシーンではすでに煉獄さんにとって死が確定していた場面だと思うし、本人もそれを理解していたと思うんだ。
しかしそれでも痛みを堪(こら)え、自分の“使命”を果たそうとしたこの一幕。
手に汗握るとはまさにこのことで、現作を読んでいた当時、ページをめくる手に興奮を覚えたことを思い出す!
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次の世代へと託す光!
猗窩座を撤退に追い込んだ鬼殺隊メンバー。
以下のシーンは彼が最後にメッセージを伝えようとした場面だ。
自分の命の灯火が消えそうになった今になってなお、次の世代へと願いを込める煉獄さんの心意気。
完全に「個を捨てて全に尽くす」…といったといった感じだよね。
自分の死が間際に近づいている状況で、このように振る舞える男がどれだけいるだろうか!
鬼滅の刃8巻より引用 自分の死が間際に近づいている状況で、このように振る舞える男がどれだけいるだろう!
ちなみに上記のようなシーンは他のバトル漫画でもちょいちょい見かけることがないわけではないんだけど、今回の煉獄さんの“説得力”は凄まじかった。
このような振る舞いは多くの場合ウソ臭い雰囲気がつきまとってしまうことが多いものだけど、煉獄さんのこの発言は真に心からそう考えているように感じられるリアリティがあったよね!
バトワンの感覚なんだけど、この説得力はおそらく彼の「発言と行動がバッチリと合致していたこと」に起因しているような気がするかな!
やるべきことはやるし、できないことはできない。(わからないものはわからない)
そういう判断において徹底的に正直&的確だった煉獄さんだからこそ、この発言に抜群のリアリティと説得力が与えられたように思える!
鬼殺隊は煉獄さんという偉大なる男を失うと担ってしまったけど、この時の経験はきっと炭治郎・伊之助・善逸の3人にしっかりと受け継がれているはず。
以降、炭治郎・伊之助・善逸の3人がこの時の経験をどう活かして成長していくのか…。
煉獄さんはきっと天国から見守ってくれているに違いない…!!
我らの英雄に冥福あれ!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!