ひたすら「人間」に翻弄されて生き続けてきた狛治。
今回はそんな狛治と恋雪の恋物語について思うことを、以下に記していきたい。
この2人のやり取りはとても寂しかったよね…。この恋は報われてほしかった…。
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狛治(猗窩座)と恋雪の物語が悲しすぎる件について…。
人間時代の猗窩座、狛治の様子は以下のような感じ。
彼はもともと父を守るために生きていた人物だった。
誰かを「守る」という行為に取り憑かれた男…って感じだけど、その人生はあまりにも純粋だったと思う。
そして純粋だったがゆえに責任を自分の内側の求めすぎた。
それが今の「力を求める猗窩座」を生み出してしまったのかもしれない…!
鬼滅の刃155話より引用 人間時代の狛治の様子!
狛治の物語に関しては、鬼の悪事はほぼ関係なし。
ひたすら人間社会でもがき苦しみ、鬼は最後の最後に鬼舞辻がちょろっと登場しただけだ。
猗窩座が苦しめられた相手は鬼ではなく、あくまで「人間」だったわけだね。
そういう点では、彼は妓夫太郎&堕姫の2人に境遇が近いところがあるかもしれない!
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慶蔵と恋雪を同時に失った狛治!
で、ここからヤバいのは、狛治が慶蔵と恋雪を同時に失った…ということだ。
慶蔵に関しては、父を失った狛治にとって“第二の父”のような立ち場の人だった。
恋雪に関しては、最愛の人・夫婦になるはずの予定だった人だ。
そんな2人を、彼は「周囲の人間の逆恨み」にて失っている!
このことは本当に胸が締め付けられるほど苦しいよね…。
悪いのは明らかに相手のほう。そして狛治は報復を済ませた。
しかしそれでも、慶蔵や恋雪は帰っては来ないんだ。
取り返しの付かないことが、世の中にはある。
その事を知らしめられたのが、今回のエピソードでもあったと思う!
鬼滅の刃155話より引用 恋雪と慶蔵は帰らぬ人になった…。
もしここで2人が毒殺されることがなかったら。
おそらく狛治は本当の意味で新たなる人生を歩み始めることが出来るようになっていたと思う。
幸せはすぐそこまで来ていたんだ。しかしそれが直前で奪われた。
しかもその奪われ方は、誰が聞いても納得できない「人間の悪意」によるものだ。
狛治のやった大量殺害は許されるものではないし、それはそれで正当化することはできないこと。
しかし、その原因をたどってみれば、彼のやったことに共感できない人はいないんじゃないかな…。
全てを失って殺戮鬼となった猗窩座、その人間時代。
他の鬼とは明らかに違う雰囲気を持っていた猗窩座だけれども、やはり“止むを得ない事情”のようなものがあった感じだね…。
恋雪と結ばれる、幸せな未来が失われてしまったのが本当に口惜しい!!
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