【7SEEDS】東風の章・第2話「-音霊-」ネタバレ確定感想&考察![セブンシーズ]

東京へ辿り着いた花だったけど、その姿はもはや“花の知る東京”とは大きく掛け離れていた。

そんな絶望感で幕を降ろした東風の章・第1話だけど、今回はその続きって感じだ!

“崩壊した未来”に突然送り込まれた2人だけど、今回はその精神性の対比が面白い!!

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東風の章・第2話「-音霊-」ネタバレ確定感想&考察!

今回の2話は以下のカットからスタート。

東京は水の底に沈んでしまい、摩天楼の上のほうだけが一部水面に飛び出しているだけ…みたいな感じ。

自分の育った町がある日こんな状況になってしまってたら…普通は結構ショックがでかいはず…!!


7SEEDS(セブンシーズ)3巻より引用 東京は水の底に沈んでしまった!

しかし、これに対してハルは意外に客観視出来ているみたいだった。

冷徹に状況を分析し、淡々と語るハル。

「希望をすてたくない」と考える花にとって、これらの言葉は冷たく響いたかもしれない!


7SEEDS(セブンシーズ)3巻より引用 冷徹に状況を分析し、淡々と語るハル!

ハルがこのように淡々と語る背景には、実は“ある心理”が働いていた。

バトワンもこのあたりを読んでいて「なるほどなぁ〜!」と感心してしまった!

確かに、誰しもが“故郷”に良い思い出を持っているばかりじゃないわけだしね…!!

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ハルはこの状況をある意味受け入れていたみたいだ!

以下のカットにはいろいろな解釈が出来るかもしれない。

少なくともハルが“周りの大人に振り回されて生きてきたこと”は理解できると思う。

で、この場では「ざまあみろ」と言ってるけど、このあたりは人それぞれ受け取り方が違うところかもしれないね!


7SEEDS(セブンシーズ)3巻より引用 ざまあみろと言い放つハル!

大人たちに“弾かされるピアノ”に対して苦痛を抱いていたことは間違いない。

それは以下のカットからも見て取れる感じだ。

でも、ハルは決して“音楽が嫌い”なわけじゃないんだ。

それは以前、花に“オカリナをプレゼントされた”のリアクションからもわかる。


7SEEDS(セブンシーズ)3巻より引用 ハルは音楽を楽しみたかった?

今回のエピソードに関しては、原作を読んでもらうのが最も理解しやすいと思う。

ハルは“自由に弾くピアノ”が好きなんであって“弾課されるピアノ”は嫌いだった。

で、なんならさらに“周囲の大人たち”が嫌いだったわけだね。

音楽自体は憎む対象でもなんでもなく、ハルにとって“空気みたいに、ただそこにあるもの”って感じだったのかもしれない!

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