シルメリアのエインフェリアとして同行する重戦士、ディラン。
ヴァルキリープロファイル2の中ではかなり異質な存在なんじゃないかな。
今回そんなディランについて、バトワンなりに考察していこうと思うぞ!
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ディランの強さと人物像考察、150年前のディバンに生きた忠誠のエインフェリア!
150年前のディバンに生きたエインフェリアであるディラン。
彼の存在に関してはブラムスとの関連性が非常に色濃く出ていることを知っておかなければならない!
ヴァルキリープロファイル2シルメリアザ・マスターガイドより引用 ディランの外見表現はこんな感じだった!
ヴァルキリープロファイル2に関しては、肉体と器の概念がかなり飛躍してしまっている。
魂を◯◯の中に移す…といった表現が多いため「◯◯と△△が実は同一人物で魂を共有している…」みたいな表現がどうしても多くなってきてしまうみたいだね。
で、ディランに関してはブラムスの魂が宿る器として機能していた感じだった。
これほどまでに魂と器がコロコロ変わってしまうとプレイヤーが感情移入しにくい上、最後には3人のヴァルキリーの魂が合体…という、まさかの異次元的な展開になってしまった。
ここはかなりのレベルで失敗点といっていいと思うんだよね。
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強ければいいって問題じゃなくなってきている
漫画にしてもアニメにしても、もちろんゲームにしても、かなりの部分が発掘されて色々な新しい試みが試されてきた。
もちろん発掘当初、それらキャラクターの“強さ”はかなり大きなファクターになっていたわけだよね。
でも、ドラゴンボールをはじめとする様々なバトル漫画、またはファイナルファンタジーやドラゴンクエストなどの超王道ゲームによって、強さの面は掘り起こされ尽くした感じが否めないところなんだ。
“神と人間の物語”といった点でヴァルキリープロファイル1は新しかったけど、その場面で本当に評価されたのは“強さ”じゃなかったんだ。
ディランの魂がブラムスと共有されていたことに関しても、狙いとしては「不死者王ブラムスがアリーシャと同行か!強い!」って感覚に誘導したかったのかもしれないけど、プレイヤーは「え?なんでブラムスやねん」といった感覚が強かったと思う。
最後のヴァルキリー合体に関してもそう。
「ヴァルキリー3人が合体!神レベルの強さ!」というとことに誘導したかったと思うんだけど、プレイヤーは「なんで合体やねん、ギャグかよ」という方向に流れてしまった。
プレイヤーや人々が懸命に生き、死に至るまでのエピソード…そして死の先を歩んでいく物語を見たかったんだよね。
だからこそ、ヴァルキリープロファイル2の着地点が“ヴァルキリーの合体”とか“創造神レナス”とか、そういう強さの権化へ向かってしまったのは寂しいところだったと思う。
とはいえ3が出るなら改善されると思うし、次回のヴァルキリープロファイル3に期待したい!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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