さて、今回はカイドウの正体についてさらに踏み込んで考えていこう。
バトワンとしては「カイドウ=オーズと同じ古代巨人族」と読んでいるんだけど、ただの古代巨人族でもないと思っていて。
というのも、これまで描かれてきた様々な伏線がそのことを示していると思う。
ということで以下、バトワンとしての見解をさらに一段階深くお伝えしていきたい!
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カイドウはパンクハザードで作られた生物兵器仮説、改造・投薬実験を受けた被検体?[考察]
カイドウのベースがオーズ族(古代巨人族)であろうことはまぁ間違いないとは思うんだけど、それだけじゃないように感じるのはパンクハザードの一件があったから。
以下のカットはバトワンでもかなり昔に取り上げているけど、有名な「カイドウっぽいシンボル」だよね!
まるでこのパンクハザードの施設は「古代巨人族を研究しているから立ち寄るな」とでも言わんばかりだ。
ワンピース66巻より引用 パンクハザードの3つのシンボル!
で、次に確認してみたいのが以下のカット。
当時は「何だこれ?」って感じだった氷漬けの巨人たちだけど、今の視点で見ると見え方が全く変わってくる点に注目しておきたい!
並べられた通常の巨人族とは別に、左億にはオーズ族とも取れる個体、右奥には小さい象主(ナイタミエ・ノリダ象)とも見える個体が描かれている。
この場所はまさに冷凍カプセル、細胞を集めるための冷凍倉庫だったのかもしれないね!
ワンピース67巻より引用 巨人の冷凍サンプルのようなものが多数保管されているようだ!
パンクハザードではシーザーによって「子どもたちを巨大化させる研究」がされていたわけだけど、それ以前の段階では政府によって「もっと踏み込んだ実験」が行われていたのかもしれない!
例えば政府は「最強の生物兵器を作ろうとしていて、その結果生み出された副産物がカイドウだった」とかねー!
古代巨人族の体をベースにしつつ、血統因子(DNA)に特殊な細工が施されている…みたいな。
では、その“特殊な部分”はというと?
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不滅の肉体に最も近付いたのがカイドウなんじゃないか?
ワンピース世界では「タイマンだとカイドウが最強である」と考えるのが現在の見方。
自殺が趣味だけど死にたくても死ねないし、海軍や四皇に捕まって拷問されようが死刑執行されようが、ことごとく通用しなかった。
これは有名すぎるカイドウの伝説だよね!
ただ、バトワンとしては尾田先生が「カイドウの倒し方が思いつかない」とまで言っていたことが気になっていて。
単なる「龍の能力を得たオーズ族」も確かに強力だとは思うんだけど、それだけで尾田先生にそこまで言わせるだろうか、と。
そこでふと繋がったのが以下のカットなんだけど…さて、どうだろうか?
ワンピース76巻より引用 不老手術を使うと能力者は命を失うのだそう!
○【ワンピース】五老星がイム様に屈服する理由、殺せない心臓の持ち主のこと!
ワンピース世界では不老手術というものが存在することが明かされている。
上記記事では「不老の心臓=マリージョアの国宝」という線について触れているものだ。
そう、ワンピースの世界をざっと見渡してみると、不老になる方法は明かされているけど、不滅の肉体を得る方法は「存在してそうだけど明かされてない」って感じなんだよね。
不老であることと同じほど、不滅の肉体を得ることは重要な人類のテーマ。
世界政府が不老の肉体だけではなく、不滅の肉体についても研究をしていたとしたら。
もしかしたらかつてのパンクハザードでは「不滅の肉体を持つ生物を作ること」を目的に、研究がされていたのかもしれない…なんて思ってしまった!
ワンピース840話より引用 ジャッジんとこですら、血統因子で感情とか外骨格をいじったりすることは出来るんだよね。
頂上戦争のリトルオーズJrの様子を思い返し、その他の幻獣種の様子を思い返し。
そうしてみると、カイドウが「幻獣種の能力を持ったオーズ族」というだけでは、若干だけど物足りないような気がするんだ。
これらの点を結んでいくとカイドウが「世界最強の生物」として定義されることにも辻褄が合ってくるとおもうんだけど、さてどうだろうね?
世界政府の研究によりパンクハザードで生み出された死ねない怪物、百獣のカイドウ。
これはまだまだ仮説の段階にすぎないものなんだけれども、ひとつの視点として頭の端っこに置いておくと、今後のカイドウに対しての見え方が変わってくるかもしれないよね!
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