以前「トレーボルが黒幕」という漠然な予想が噂になっていましたが、ここに来てバトワンはジェルマ66とトレーボルの関係性に再度注目しています。
いや、いくらドフラミンゴが才気あふれる人物だったとしても、それこそ「ギャング」みたいな感じだったトレーボルがわざわざドフラミンゴを「王」にした理由が納得行かなかったんですよ。
だって「別にわざわざドフラミンゴを王にしなくてもよくない?」って思いません?
イトイトの実だってめちゃくちゃ高価なはずですし、当時のトレーボルたちはそこまで裕福ではなかったはずですしね。
ワンピース78巻より引用 トレーボルはドフラミンゴの生い立ちと覇王色を持っていることを知り、彼を王に擁立することを決めたようだ
上記カットでも分かる通り、トレーボルはドフラミンゴにイトイトの実と拳銃を渡し、自分たちの王に迎えているんです。
果たしてこれは単純に「ドフラミンゴの性格」とか「覇王色の覇気」に魅了されたからでしょうか。
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トレーボルの真の目的とは?
今振り返ると、ドフラミンゴ・ファミリーって、「周りがドフラミンゴを必要としていた」というより、「ドフラミンゴが周りを必要としていた」感がかなり強いと思うんですよね。
なんというか、「心」とか「絆」とか、そういった感情的なもの以外の部分でも、ドフラミンゴが縛られていたようなきがするんです。
しきりにドフラミンゴは「ファミリーへの愛」的なことを口にしていましたけど、反面ファミリーの幹部はドフラミンゴに対して敬意を示すものの相互利用の関係として捉えているような感じがするんですよ。
で、キーとなると考えられるのがこのカットですね。
ワンピース76巻より引用 ドフラミンゴは最悪のカードを持った脱走者である
ドフラミンゴは天竜人の拠点とする聖地マリージョアの「重大な国宝」のことを知っているわけですよね。
バトワンの予想のひとつに「マリージョアの重大な国宝=空白の100年に消された歴史=ラフテルの記録」なんじゃないか?というものがあるんですが、もしこれのことをドフラミンゴが知っていたとしたら。
上記カットでドフラミンゴが発言している通り、世界政府にとってまさに「最悪のカードを持った脱走者」だと考えられると思うんです。
ドフラミンゴが「ソレ」であることに気付いたトレーボルら4名の幹部たちは、世界に対して大きく仕掛けるためにドフラミンゴを利用しようとしたのかもしれません。
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トレーボル達の幼少期から透けて見えるもの
で、ドフラミンゴ・ファミリーの幹部であるトレーボル、ディアマンテ、ピーカの3名に関しては、一様に「貧しい幼少期」を送ってきたことがわかっています。
まさにその貧しさというのも普通の貧しさレベルではなく、ルフィの育ったゴミ山で暮らす人々クラスの貧しさ。
そんな境遇の彼等が、突然「元天竜人」のドフラミンゴを王に迎えたわけです。
本来では上記カットのように、天竜人は「復讐の対象」あるいは「恐怖の対象」であることが多いはず。
にも関わらずトレーボル達はドフラミンゴを王に迎え入れた。
つまり、これには必ず狙いがあると思うんですよね。
戦争屋「ジェルマ66」に関係するための切り札がドフラミンゴ?
そこでトレーボル達がドフラミンゴに接触するための動機を考えてみました。
トレーボル達がドフラミンゴを拾った時、ドフラミンゴはまだ幼く、頼れる人物が必要だったこと。
ドフラミンゴ・ファミリー幹部が貧しい幼少期を過ごしてきたこと。
ドフラミンゴが天竜人にとって「最悪のカードを持った脱走者」であること。
そして、ドフラミンゴがカイドウと武器の取引をしている「仲介屋」だったこと。
これらのことを考えると、超低確率でトレーボル達が「ドフラミンゴを裏からさりげなく誘導し、武器商人に仕立てあげた」と考える事も出来なくはないかな、と思うんですよ。
もしかしたらトレーボルたち幹部は「ドフラミンゴ」というカードを使って、ジェルマ66とコネクションを結びたかったのかもしれません。
お金持ってそうですしね、ジェルマ66。
あるいはジェルマ66がドレスローザに潜ませておいたエージェントが「トレーボル達」であり、偶然ドフラミンゴを見つけたのかも。
そうであれば冒頭の「イトイトの実」をトレーボルが持っており、ドフラミンゴに簡単に託すことが出来たのも納得がいくようなきがするんですよね。
この辺りの仮説はバトワンがこれまで考察してきたジェルマ66や戦争やの記事を読んで頂ければより一層理解が深まると思うので、よかったら確認してみてください。
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