【7SEEDS】立夏の章・第2話「-城-」ネタバレ確定感想&考察![セブンシーズ]

新たなる“転”のフェイズへと向かって!

ここまでの展開ではセブンシーズの物語全体の“起”が描かれていた。

で、ここで一段落…という感じのエピソードが、今回の“立夏の章・第2話”なんじゃないかな!

そしてここからは続く“転”へ向けての物語の幕が上がる!

【スポンサーリンク】

そうだ、熊本を見に行こう。

今回の後半では、美大生のちまきが「故郷・熊本を見に行きたい」と言い出すところから始まる。

まだまだ外の世界は危険だけど、それぞれにとって現実を受け止めるのと共に“育った場所がどうなっているか?”を確認するのはとても大切なことだ。

どこでも良いからただ生きていければいい…って感覚には、簡単にはなれないよね。

ちまきも自分の故郷をその目で確かめたかったみたい。

嵐を含む数名で熊本を確認しに行ったちまきだけど…。


7SEEDS(セブンシーズ)3巻より引用 熊本へ行くと言い出すちまき!

すでに熊本は崩壊してしまっていた…。

そりゃそうだよね、他が壊滅的な被害を受けていて長崎は沈没までしているのに、熊本だけが無事なわけはない。

ちまきは表情には出さなかったけど、精神的なダメージはなかなか大きかったんじゃないかな?


7SEEDS(セブンシーズ)3巻より引用 嵐に着いて行く意思を表明したナツ

「天変地異がいつ起こったのかは知らないけど、おばあちゃんがその前に亡くなっていてくれたらいいと思う」と言葉を紡ぐちまき。

無表情で語っているけど、芯は優しさに溢れるタイプなんだね。

泣きたいのはちまきのはずなのに、涙をこらえる素振りすらみせず淡々と語るちまきの心は、なんだか少し“普通の人とは違う印象”を受けてしまった。

今後、彼についてクローズアップされた時に、そのあたりも明らかになるのかもしれないね!

【スポンサーリンク】

それぞれのルーツを確認する旅へ!

この“ちまきの一件”をうけて、嵐もまた自分の“ルーツ”を確認する旅に出ることを決意した。

現在地は九州なわけだけど、これから東京に向かうらしい。

関門海峡を渡らないと行けないから、かなりの大冒険になりそうだね!

また、ナツも“埼玉出身”ということで、嵐に着いて行く意思を表明した!


7SEEDS(セブンシーズ)3巻より引用 嵐に着いて行く意思を表明したナツ

いや、ナツとしては嵐が“恋愛的に気になっているから”という理由も大きかったのかもしれない。

今は正直恋愛どころじゃない状況だとは思うんだけど、逆にこういう状況だから“こそ”女性にとって恋愛のパワーが必要…って考え方も出来る。

嵐と一緒にいたいという気持ちと、埼玉を確認したいという気持ち。

この2つが重なれば、この機会に同行しない手はないだろう!


7SEEDS(セブンシーズ)3巻より引用 新たなる旅立ち、スタート!

新たなる旅立ちというか、本編突入と言うか。

とにかく九州〜東京間を崩壊後の未来で横断するというのは、現代の感覚で考えるとかなり大変なこと。

冒険開始直後だから経験も浅く最も危険なフェイズだとは思うんだけど、だからこそこの旅を乗り越えた時はかなりの成長を遂げているような気がするよね!

リュックだけを背負って歩き出す2人の背中…。

冒険が始める前の静かなる高揚感がリズムとなって周囲を包み込んでいるような気がする!!

【スポンサーリンク】