安居の心は壊れてしまった。
未来に送り込まれた今となっても、安居の心の傷は完全に癒えず記憶の鎖に縛られている。
今回はその中でもっとも重要なキーパーソンのひとりである茂(しげる)について考察してみよう!
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茂(しげる)の人物像考察、安居に希望を託した追従者!
茂の外見は以下のような感じ。
安居や涼とは同い年のはずだけど、どこからどうみても明らかに幼く見えるベビーフェイスが特徴だ。
施設にいた時は常に安居に寄り添いどちらかというと“安居の子分”みたいな扱いを受けていたのが印象的。
しかし、茂はそのような扱いを受けるようなタマでもなかったんだよね。
7SEEDS(セブンシーズ)9巻より引用 ベビーフェイスだけど実力は高い!
茂は童顔であり、安居に対しては気弱な一面を見せることが多い。
しかしそれでも、茂がザコでオマケな人物かというと、実はそうでもないみたいだ。
仮に彼が未来に送り込まれていたとしたら、下手したら安居よりも周囲とうまくやっていけたかもしれない。
彼には安居のような気難しい相手とうまくやっていく“人間関係のポジショニング能力”がある!!
また、茂はあの強豪ひしめく施設の中で、一時的にだけど“1位の成績”を収めたことがあるんだ。
すべての人物が必死にやっている中で“1位”を取るのは、マグレだけでは到底不可能。
茂の背骨には“1位を取ってもおかしくないポテンシャル”が秘められているといえるだろう!
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佐渡での再会、死蝋化してだけど…。
茂は施設における過酷な“テスト”の中で命を落とした。
そのことが安居にとって“決定的なトラウマ”になって今に至るみたいだ。
しかし安居は、佐渡編において茂と再びの再会を果たす。
7SEEDS(セブンシーズ)31巻より引用 安居に発見された死蝋化した茂
死蝋化してしまった状態でだけど、安居との再会を果たした茂。
大災害による激しい気候変動とか地震とかもあっただろうに、このような形であっても再会できたことは奇跡だ。
ちなみに“死蝋”とは永久死体の一形態。
死体が何らかの理由で腐敗菌が繁殖しない条件下にあって、外気と長期間遮断された果てに腐敗を免れることが必要条件らしい。
で、その内部の脂肪が変性して死体全体が蝋状もしくはチーズ状になったものが“死蝋”なんだそうだ。
安居にとっては瞬間“残酷な再会”のように感じたみたいだけど、新巻さんの「会えてよかったな」という言葉によって、少しだけ救われたようだった。
これを切っ掛けに、これまで超絶危険人物だった安居の態度が懐柔されていくような気がする。
テストの時も茂は安居を救ってくれたけど、未来でももう一度安居を救ってくれる…って展開になるのかもしれないね!
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