【7SEEDS】雹(ひょう)の人物像考察、くりくり同盟のサブリーダー![セブンシーズ]

過酷なるテストで命を落とした施設メンバーのうちのひとり、雹(ひょう)。

今回は彼について考察し、バトワンなりに理解を深めていきたい。

描かれたシーンは他のキャラと比べて少ないものの、彼もまた優秀な人物であったことは疑いの余地がないだろう。

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雹(ひょう)の人物像考察、くりくり同盟のサブリーダー!

雹の外見は以下のような感じ。

くるくる天然パーマということもあって、小瑠璃の創設した“くりくり同盟”のサブリーダーでもある。

彼はテストの中で最終的に繭(まゆ)を庇って命を落としてしまった。


7SEEDS(セブンシーズ)2巻より引用 雹の外見はこんな感じ、左の男性ね!

登場時はどっちかというとチャラい印象があったけど、ここぞという時は動けるタイプって感じだね!

短時間だけど、息を引き取った繭(まゆ)に代わって小瑠璃にモールス信号を小瑠璃に送り続け彼女を勇気づけた。

小瑠璃の無事を見届けた後は、繭の伝言と想いを託した後にその生涯の幕を降ろすことに。

施設にて行われたテストは過酷だったけど、おそらくこの施設の面々は全員が“モールス信号”などの素養を基本技能として身につけているんだろう。

彼は繭と共にこの世を去ってしまったけど、もし彼が未来へと送られていたら、彼は彼で良い活躍をしたに違いない!

雹は人格面からしても安居より何倍も頼りになる感じだったし、バトワン的には彼が未来に来ていたほうが良かったんじゃ?と思うメンバーのひとりだ!

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最初で最後の口づけ。

雹の最大の名シーンといえばやはり以下だろう。

岩盤に下半身を押しつぶされ痛みをこらえる中、繭と交わした口づけ。

自分が“キスしたい”とかそういうことを思っただけじゃなくて、このキスは繭を元気づける意味もあったと思う。

このような切迫した場面だからこそ、雹はこの行動を選んだんじゃないかな。


7SEEDS(セブンシーズ)2巻より引用 繭と口づけを交わす雹…。切ない!

反面、繭としてはこのキスがファーストキスだったようだ。

痛みにもつれる思考の片隅に、ファーストキスというインパクトが飛び込んできた。

それによっておそらくは痛みの数%が緩和されたんじゃないかな。

お互いに想像していたようなファーストキスではなかった。

しかし、このキスはきっと“意味のあるキス”だったことだろう。

こんなに若くして、しかも理不尽なテストによって命を落としてしまうなんて無念だったに違いない。

それでも彼ら2人が思いの他安らかな表情で眠りについたのは、この口づけがあったこそかもしれないね。

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