人魚と人間のハーフである夢瑠。
彼女に関しては結構ルックスも可愛いし、詩帆が仲間になるまではスタメンで使っていた気がする!
エピソードに関してもかなりわかりやすいうえに感動的で、よく練りこまれたキャラクターだと思うぞ!
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夢瑠の強さと人物像考察、人魚の血を引く魔法使い!
夢瑠の物語の冒頭は、わりと陽気なキャラとして描かれていた夢瑠なんだけど、エピソードが進んでいくに連れてその過去が明らかになってくる。
賦之(ふゆき)との出会いとかもそうだし、幼少期の記憶とかもそうだし、明るい夢瑠を形成するパーツのひとつに、過去の痛みが存在していることは間違い無さそうな気がするんだよね。
ヴァルキリープロファイルコンプリートガイドより引用 夢瑠の外見表現はこんな感じだった!
上記のカットはヴァルキリープロファイルコンプリートガイドより引用させていただいた夢瑠の外見。
人間の状態で描かれているけど、魔法を使うときは人魚に変身して使用するんだよね。
このあたりに関してもFF6のティナを少し思い起こさせるところがあるんだけど、キャラクター性とか性格、これまでの経緯などを踏まえて夢瑠という存在を見ていくと、確実に差別化できていることがわかる。
また、彼女に出来た人間の友達、賦之(ふゆき)のエピソードがなかなか泣ける感じでGOODだった!
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彼女のことを想う故に、彼女の死を望むのか
普通、大切な人を想うのであれば“生きていて欲しい”と考えるのが自然だと想うんだ。
夢瑠と友達になった男の子、賦之(ふゆき)に関しては、夢瑠に対して淡い恋心を抱いているような感じだったし、生きていて欲しいと願いたい気持ちは“単なる友達”と比較すると比べ物にならなかったと想う。
夢瑠が海難事故に遭ってしまった時、賦之は“彼女の死を望んだ”わけだけど、これには理由があったんだよね。
夢瑠の境遇
夢瑠のお母さん(人魚)は、倭人の子である夢瑠を産んだせいで、部族の中でずっと迫害を受けてきたらしい。
お母さんとお父さんに関しては俗にいう“人魚姫”の恋が成就するような展開だったんだろう。
でも、人魚姫の物語はハッピーエンドにはならなかった。
人間との間に夢瑠が生まれることで、人魚と人間のハーフが生まれてしまったから。
これが災いの種になってしまったんだね。
これが原因で、夢瑠は自分の感情のバランスを失ってしまう。
既に亡き父と母が天国で一緒にいることを羨み、そのことを賦之に伝えるのだった。
「夢瑠が、両親に会えますように」
このことを賦之は聞かされてしまっていた。
きっと賦之としては生きていて欲しい気持ちのほうが強かったに違いない。
でも、それでも夢瑠の願いを尊重したかったんだ。
夢瑠「お父さんとお母さんだけ一緒なんて、ずるい…。」
この言葉を尊重し、天国での再会を祈る。
その願いを聞き入れたレナスが、夢瑠の魂を導いていくんだよね。
賦之の深い愛情と、彼女への想い。
何が悪かったのかもわからない、喪失感の残るエピソード。
夢瑠の物語はヴァルキリープロファイルの中でもトップクラスに感動的だから、まだ見ていない人はぜひプレイしてみて欲しい!
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