以下、トリコ357話「ネオ、その生物」のネタバレ確定感想&考察になります。
ネオの存在・全貌に関しては今後も要注意ですね。
バトル×ギャグ×ホラーの展開に進化してきている
島袋光年先生の特徴として、ギャグvsバトルが多かったですけど、ここに来てその特色に「ホラー」が追加されてきましたね。
ジジが語るネオの真実はあまりにもおぞましいものでした。
トリコ357話より引用 重々しく口を開くジジ
上記カットのジジの言葉を皮切りに、357話ではネオの恐ろしさが次々に明かされていくこととなります。
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グルメ357話「ネオ、その生物」
今回のエピソードでは、ネオという生物のあまりにもおぞましい実体が明らかにされてきました。
ジジは語ります、そのあまりにも恐ろしいネオという生物の本質を。
ネオの歴史を語れば、地球が誕生するはるか昔…50億年もの過去に逆上ります。
サニーとコマツもその「果てしない時間」に驚きを隠せない様子。
今現在地球は「星としての熟成」の最終段階にあるわけですが、熟成のプロセスの段階で、旨味を引き出すためにトリコ世界ではいろいろな手法が使われていたわけです。
現代では地球へ与える太陽光や熱を数百年に1度、グルメ日食によって遮ることによって、星にストレスを与えていたとのことですが、昔はもっと野蛮な方法をとっていたことが明かされます。
そう、それは魔物による直接的ダメージでした。
星に対して捕食者を放つことで、過去のニトロたちは星の旨味を引き出そうとしていたわけです。
トリコ357話より引用 魔物による搾取で旨味を引き出そうとしていた
上記カットでは数々の困難をくぐり抜けてきたコマツでさえも青ざめているのがとても印象的。
そして、魔物を管理していたニトロたちにも一部誤算があったようです。
その魔物の中にネオが存在しており、その存在を軽視していたことでした。
ネオはニトロの目をかいくぐると、その管理のもとから脱出することに成功します。
自分を「弱小の存在」であると偽り軽視させることで管理の目を抜け出し、とある星にただ一人残留することに成功したのです。
これがネオの本性を覚醒させるきっかけとなってしまいます。
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ネオは知っていた「旨味の増す瞬間」を。
そしてジジは語り続けます。
ネオのあまりにもゾっとするような食癖について。
ネオは益獣として過ごした経験から、生物を死の際に追い詰め、その絶望が頂点に達した時に食すのが最も旨味が出ることを知っていたのです。
トリコ357話より引用 本性を現したネオ
ネオの食癖は上記のカットだけでは説明が不十分でしょう。
しかしその、背筋も凍る恐怖の与え方は、あまりに壮絶なものがありました。
時には1匹の獲物を至近距離で見つめ続け「絶対に逃げられない」という恐怖を与えつくしあたあとに食す。
時には獲物に張り付いてなめまわし、極度のストレスを与えた上で食す。
その食癖は筆舌には尽くしがたい恐ろしいものだったのです。
その上食欲も凄まじい
そして、ネオは食癖ばかりではなく、その食欲もすさまじかったことが判明します。
かつてこの宇宙で最も肥えた星と呼ばれた星の鼓動を、たった1ヶ月で止めてしまうほどの生態系ブレイカーぶりを発揮したのです。
トリコ357話より引用 ネオは驚くべきことに、木星レベルのサイズの星をたった1ヶ月で崩壊させた
この描写でも分かる通り、これほどまでに肥沃な星をたった1ヶ月で崩壊に導く食欲とはどのようなものでしょうか。
身の毛もよだつネオの食欲が高度に描写されていると思います。
そして、さらに驚くべきことに、その後生物の存在する肥沃な星が次々に死んでいくという事件が発生します。
つまり、ネオは惑星間を移動する手段を持っている…ということになってきますね。
ただでさえ恐ろしいネオの描写。そして、それを補強するかのような捕食者としての異常なまでの食欲。
これら滅び去った星にも、地球における「八王のような存在」がいたかもしれません。
それをも喰らいきってしまうほどのネオ。
そしてさらにあろうことか、「悪夢はまだ始まったばかりだ」といいます。
ネオの執念と食欲はどこまで続くことになるのでしょうか。
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▶ 次回はこちら 【トリコ】グルメ358話「ネオキショい!!」確定ネタバレ&考察!
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