待ちに待ったナルト外伝、満ちた月が照らす道。
みんな楽しみにしていたと思うけど、ついに公開されましたね!
今回のエピソードは大蛇丸とミツキにまつわる話が中心となっていただけあって、センターカラーも気合十分!
ナルト外伝-満ちた月が照らす道-より引用 センターカラーも迫力充分の気合画でテンション上がる!
上記、久々の岸本先生の絵に、感動した読者も多いはず!
また、これまでの流れでは「大蛇丸に子供…?」って思う人が多かったはずだけど、これで納得の展開になったと思う。
【スポンサーリンク】
満ちた月が照らす道、確定ネタバレ感想&考察!
今回のナルトは外伝だけあって44ページの大ボリュームでした。
全部の内容について掘り下げていくと尺が足りなくなってしまうので、ザックリと感想いくね!
記憶喪失
前半のエピソードはミツキが目覚めるところから。
記憶を失ったミツキに対して食事を与え、「自分が親だ」と名乗り出る大蛇丸。
ナルト外伝-満ちた月が照らす道-より引用 記憶を失ったミツキに対して食事を与える大蛇丸!
後にこの食事がある伏線であることが判明するんだけど、そのあたりは後半で!
記憶を失って何もわからないミツキに対して、「記憶を取り戻すために“ログ”という忍を倒す」という計画を打ち明ける大蛇丸。
大蛇丸によると、ミツキが記憶を失ったのは、この“ログ”という仮面の人物が原因だという。
ミツキは記憶喪失からの回復直後だからか、「そもそもアナタはボクの父親母親どっちなんですか!?」という、状況にあまり関係無さそうな質問をしていたのが印象的!
でも、目を覚ました途端目の前に知らない人がいて、しかもそれが大蛇丸だったら誰だって混乱するよね。
うん、気持ちはわかる気がする!
ログと対決
大蛇丸に諭されて、仮面の男・ログから記憶を奪い返しにいく2人。
ミツキしか破れない結界を抜け、ログと交戦状態に入る。
大蛇丸はログの使用する“忍法・鎧い食い”の直撃を食らってしまう。
ナルト外伝-満ちた月が照らす道-より引用 “忍法・鎧い食い”で大蛇丸を襲うログの表現はこんな感じだった!
この鎧い食いによって、完全に飲み込まれてしまったかのように見えた大蛇丸だったわけだけど、実はこの動き自体も次の布石。
次はミツキを襲おうとするログに対して、寸でのところで大蛇丸の反撃が決まる。
大きな蛇で注意を引いて、小さな毒蛇で反撃するのを狙いとしていたみたいだね、さすが!
ナルト外伝-満ちた月が照らす道-より引用 小さな蛇で反撃することに成功した大蛇丸!
一旦は大蛇丸ピンチ!という状態にまでなったのにも関わらず、相手の心理的油断を突いた戦法で立ちまわった大蛇丸。
“伝説の三忍”と呼ばれてるのは伊達じゃないね!
大蛇丸はミツキに対して、「ログを見張っておくように」と言い残し、奥の探しものを見つけに姿を消す。
このあたりは“ログは大蛇丸の毒で動けない状態だけど、一応見張っておけ…”って感じで描かれていた。
この辺りから物語が大きく転換していくんだよね。
前半の伏線が明らかになる。
【スポンサーリンク】
ログの正体
大蛇丸が奥に消えたタイミングを見計らって、ログがミツキに話しかける。
「お前を騙しているのは 大蛇丸の方だ」
記憶を失っちゃってるからね、ミツキ。
ログのもっともらしい理論に納得してしまい、彼の仮面を外してやることに。
恐る恐るミツキが外した仮面の裏には、自分そっくりな大人の顔があった。
ナルト外伝-満ちた月が照らす道-より引用 なんと、ログもミツキだった!
ああ、なるほど。
“大蛇丸の子供”っていうと違和感があるけど、ミツキシリーズは大蛇丸の作った人造人間なんだね。
大蛇丸は穢土転生とかも使いこなせるわけだし、このあたりは納得の展開になってきたね。
大蛇丸は“胚(はい)”と呼ばれる、ミツキら人造人間のコアになるようなもの。
大人ミツキは大蛇丸の“生命を創造する行為”を、“神の真似事のエゴ”だと考えており、“胚(はい)”を処分しようとしていたようだ。
そこに戻ってくる大蛇丸。
大人ミツキと大蛇丸は口論になり、子供ミツキに対して“騙しているのはあっちだ”と、どちらを信じるかの選択を迫ります。
満ちた月が照らす道
子供ミツキに対して選択を迫る大人ミツキと大蛇丸。
しかし、子供ミツキは大人たちの口論に対して嫌悪感を露わにし、感情の昂ぶりから“仙人化”して禍々しいチャクラを放ちます。
ナルト外伝-満ちた月が照らす道-より引用 “仙人化”して禍々しいチャクラを放つミツキ!
大人たちの勝手な都合で振り回され、突然迫られた強引な選択に対しての怒り…っぽい感じかな?
仙人化したミツキはなんだか九尾のチャクラをまとったナルトを彷彿とさせる迫力だったと思う。
仙人化したからといって流石にそのまま大蛇丸たちと戦うわけではなく、その場から自分の意思で脱走するミツキ。
その途端、二人の様子が豹変し、ついに真相が明らかになるフェイズに突入!
真相が明らかに!
豹変した二人は“旧知の仲”であるかのように言葉を交わしていました。
ああ、なるほど。そうだったんだね。
ナルト外伝-満ちた月が照らす道-より引用 6回めの成功について語る2人の様子。意味深だ!
上記の内容をすべて統括すると、大人ミツキと大蛇丸は、子供ミツキを“自分の意思を持つ人造人間”として、完成させたかった感じなんだ。
何度も彼の記憶を飛ばしてやりなおしてみたけど、なかなか自分の道を定められる人間にはならなかった。
だから何度も繰り返し、どうやれば“自分の道”を自分で選べるかテストしていたんだね。
そして、その選択が出来たのはようやく6回めだった…って感じなんだろう。
でも、ラストの大人ミツキもまた“自分の道”を選ぶ自我を持っているように見える。
このあたりのは今回は追求しないけど、大人ミツキに関するエピソードもそのうち語られるかもね!
で、今回のラストとしては「自分の道を持てた人造人間 あの子なら闇を照らせる」そう、大人ミツキは口にしている。
ナルト外伝-満ちた月が照らす道-より引用 大人ミツキはボルトを“太陽みたいなやつ”って思ってるんだろうなぁ!
上記のカットの通り、自分から輝くことは出来なさそう…と評しながらも、「側にいて あの子を照らしてくれる太陽を見つけられたなら」と付け加えている。
自分から闇を照らす太陽にはなれなくても、BORUTOのような自分から輝ける者の側にいれば、その光を反射して闇を照らせる…といった解釈をしているのは間違い無さそうだね。
大蛇丸と大人ミツキもまた、“ミツキに闇を照らしてほしい”と願っているみたいだ。
大蛇丸がこれまでやってきた所業を踏まえるとアレだけど、今回のエピソードを踏まえて考えると、“子供が人造人間とはいえ、親は親である”って感じっぽい印象を受けるよね。
大蛇丸が解き放ったミツキがこれからどう成長していくのか、これからのBORUTO連載が楽しみで仕方ない!
【スポンサーリンク】
バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!