【ワンピース】そっと取るタバコ、キスシーンは描かれるんだろうか?みたいな話!

今週のワンピースはルフィvsカタクリの決着に盛り上がった感じだけど、心理的な動きを観察するのが大好きなバトワンとしては、やはりこっちから触れていきたい!

ということで、さり気なく描かれた(しかし充分すぎるほどだった)サンジ&プリンの細かなやり取りについてバトワンなりに考察し、理解を深めていきたいと思うよ!

ずっとスレ違い続けてしまった2人の物語も、まもなく決着を迎えようとしているのかも…。

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そっと取るタバコ、キスシーンは描かれるんだろうか?みたいな話!

「最後のお願い」ということで、サンジの口元からタバコを外すプリン。

この描写に関しては誰しもがこの後のキスシーンを想像したんじゃないだろうか!

サンジのことを明確に好きになった後のプリンはすっごい照れ屋の側面が目立ったから以降必ずしもそういう場面に繋がるとは限らないけど、それでもこの描写はとても意味深だったと思う!


ワンピース896話より引用 サンジのタバコをそっと取るプリン!口づけへと繋がるのか?

サンジとプリンがうまくいくことに対して反対派の意見もあると思うからアレだけど、個人的にこのあと場面にはめっちゃ興味あり!

尾田先生の作風を考えるとキスシーンそのものは「ご想像にお任せします」って感じになるような気がするけど、さてどうだろうね!

三つ目でイジメられた幼少期を経験してきたプリン。

そのうえ大人になってからもずっと「ビッグマムのお人形」って感じの人生を歩んできたっぽい印象がある。

それらのことを考え合わせると、今、彼女がサンジに向けている想いの大きさは計り知れないほど大きいんじゃないかな!

で、今はその想いを懸命に押し殺し、彼女はサンジ達を逃がそうとしている…。

これまでやらかしてきた問題は色々あると思うけど、この場面“だけ”に焦点を当ててプリンの行動を観察するなら、今回の頑張りは本当に健気だったように感じるかな!

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プリンの泣き顔に胸が痛かった!

最後のお願いを切り出したプリンの胸中はどんな感じだっただろう?

彼女は一度サンジに銃口を向け、その眉間を撃ち抜こうとした。

冷静に考えると、ビッグマムとルフィの「船長同士」は敵対関係にある。

してるわけで、結果的にプリンにとっては「禁断の恋」みたいな感じになってしまったね…!

以下の表情に込められている気持ちは、離れ離れになることに対する悲しみだけじゃないと思う。


ワンピース896話より引用 迫りくる別れに悲しみを感じるプリン!しかし、さらに深い部分では…?

これはあくまでバトワンの想像に過ぎないんだけど「もし自分が彼女の立場だったら?」と置き換えると、よぎるであろう感情がいくつも思い当たる。

例えば「私はなんてこと(暗殺)をしようとしてしまったんだろう?」という後悔の気持ちも、上記の泣き顔には含まれているはずだ。

さらに彼女の歩んできた道のりを思えば、もしかしたら「もっと別の形で生まれてきて、別の形で出会いたかった」と、自分の運命を呪いたくなるような気持ちもあるかもしれない。

これらの感情に寄り添えばとても重く苦しくて、上記1枚のカット眺めるだけでも胸が締め付けられてしまう気持ちになる…!

さらにこれらの感情が彼女の中に渦巻いている前提で一連の行動を再確認すると、これらの“個人的な痛み・想い”を全てひとりで背負い込み、飲み込もうとしている…ってことになるよね。

そう考えると、好きにななれたサンジとの“キスの記憶”くらいの思い出を望むことは、決して悪いことじゃないように感じるかも。

ただ、この思い出自体がのちのち彼女を苦しめることになるのかもしれないけど…。

いや、あるいはそうなったなら「自分の思い出すらも切り取って宝箱にしまっておく」くらいのシナリオも考えられるかな?

「なぜ大切かはわからないけど、大切なことだけはわかる宝箱」の中にサンジとの記憶を閉じ込めて、大切に守り続けるプリン…みたいな展開も、これまでの展開を踏まえればありえるような気がするかも!

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