世界の大物たちが一箇所に集い、未来の行く末を決める重大な会議、レヴェリー。
しかしここにきて、バトワンにはこの会議が全く上記のテーマに当てはまらないものに見えてきてしまった。
以下、本編の考察でも軽く触れている内容なんだけど、このページでは少し語り口を変えて、伝わりやすいように文章をまとめていきたいと思う。
◯【ワンピース】908話「世界会議開幕」ネタバレ確定感想&考察![→909話]
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イム様と五老星、会議の名を借り「灯火を吹き消す」ためのレヴェリーに思えてきた件!
虚の玉座に座るイム様と、それにひざまずく天竜人の最上位・五老星。
これが現在のワンピース世界を牛耳る、世界の頂点の姿なんだと思う。
イム様は表向きにはその存在すら隠され、表面上は「五老星=最高権力」かのように繕(つくろ)っている感じ。
実際には五老星もイム様の意向をそのままに遂行するような、強固な主従関係が結ばれていると思う。
ワンピース908話より引用 五老星もイム様の意向をそのままに遂行するような、強固な主従関係が結ばれていると思う!
で、このことを前提とすると、世界会議の円卓が…バトワンには実に奇妙なものに思えてくるんだよね。
五老星にとって世界の命運は“イム様”が決めるべきものであって、世界各国の会議によって決めて良いものではない…と考えるはず。
にも関わらず、五老星は会議にも参加していないんだ。これはおかしい。
やはりどう考えても、世界会議の椅子に座る“50人の王たち”の中に「五老星の息のかかった人間」が紛れていると考えるのが、最も自然だと考えられるだろう。(それも複数人かもしれない!)
特に今回の司会者であるバリウッドは、背後に五老星からの何らかのアプローチがあっても何らおかしくはないはずだ。(五老星からすでに台本を渡されている可能性も充分だと思う)
五老星にとって世界会議は「みんなが納得した結果を得られたと感じられる(錯覚できる)茶番劇」であってほしいはず。
肝心な世界の舵取りはイム様(表向きには五老星)が行うのが大前提の思考があるはずだから、その舵取りに対し、あとになって不平不満を言わせないようにするための会議なんだと思う。
もし何かあった場合「あの時、会議でみんなで決めたじゃないか!」と押し切れる状況を作るための場。
それが世界会議の持つひとつの意味なんじゃないのかな?
まずはイム様が望む内容を五老星が伝え聞き、その通りに世界が動くよう、レヴェリーの台本を作る。
司会進行のバリウッドや、他の協力者に対してアプローチし(時には脅し)、そのシナリオに従わせる。
これが世界会議のやり方なんじゃないのかなー?
そう考えれば、ワポルのような人物を世界会議に含めておく理由も充分。
台本に従わせることが簡単そうな人物は、多ければ多いほど良いのだから…!
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灯火を吹き消す場としてのレヴェリー!
さて、次に触れていきたいのは以下のカット。
イム様から伝達を受ける五老星だけど、彼らはどうやら「歴史より消すべき灯火」を伝え聞き、それを遂行する(命令を下す)役割を担っているようだ。
4年に1度の世界会議において、毎回このようなやり取りが行われていたと考えると、色々と考えさせられる部分があるかもしれない。
各国首脳を一箇所に集め世界会議に参加させ、本人たちに納得(諦め)のうえ、イム様の意図を押し通す。
そのために消すべき灯火はこの時に消しておく…といったところだろうか。
ワンピース908話より引用 イム様のために消すべき灯火はこの時に消しておく…といった感じかな?
いずれにせよ、彼らにとって世界会議とは「各国首脳によって輝かしい未来を作るための会議」などではないと思う。
今のバトワンにとっては、このレヴェリーが全て茶番(イム様&五老星らによって仕組まれた)だと感じているから、むしろ真逆の印象があるかも。
どちらかというと「邪魔者を消すための死の円卓」といった印象のほうが強くなってきたかな…。
長くなっちゃったので続きは後半で!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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