839話で登場したヴィンスモーク家のシェフ・コゼット。
彼女には幸せになってほしいと思うけど、そんな道は残っているんだろうか?
今回はコゼットの幸せについて考え、彼女の心に寄り添ってみたい!
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コゼットの幸せの定義、彼女は幸せになれるのかな?
ヴィンスモーク家のシェフとして料理を振る舞う料理長、コゼット。
料理長っていうからには、やっぱり相当な料理の腕前を持っているんだろう。
その腕前はサンジも絶賛するほどだった。
ワンピース839話より引用 サンジに褒められて照れるコゼット!
サンジに褒められて顔を赤らめるコゼット。
おそらくこれまで料理を褒められることなど一切なかったんだろう。
何が正解かわからないままにVS一家に食事を差し出すのは、相当な勇気が必要だったはずだ。
皿を避けようともしない…
次に注目したいコゼットの行動は以下だ。
投げつけられた皿を避けようともしなかったんだよね彼女は。
ワンピース839話より引用 投げつけられた皿を避けずに我慢しようとする!
この様子を見る限り、これまでも何度も同じ目に遭ってきたんじゃないかな?
もしかしたら“もし避けたらどうなるか?”も、体に叩き込まれているのかもしれない。
きっとこのまま顔に食事が直撃しても「申し訳ありません!」と頭を下げたことだろう。
彼女はもはや、ある意味では人生を諦めてしまっているようにも見える。
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彼女の幸せはどこにある?
サンジはコゼットをかばってあげた。
でも、この優しさはもしかしたら…裏目に出てしまう可能性もあるかもしれない。
この時のコゼットを見たら、幼いころのコアラを思い出してしまったんだよね。
ワンピース63巻より引用 そういえばコアラも元・奴隷だったんだっけ…
コアラは元・天竜人の奴隷として飼われていた過去を持っている。
上記のカットはもはや“戦うこと”を諦めてしまっており、奴隷としての人生を受け入れてしまった人間のソレだと思うんだ。
この時は結果的にフィッシャー・タイガーが故郷まで送り届けてくれたから良かった。
でも、コゼットのケースは少しだけ違うと思うんだよね。
これからのコゼットはどうなる?
“身分違いの女をつけあがらせた”という理由でボコボコにされてしまったコゼット。
サンジが褒めてくれたことに喜びを感じたのも束の間、ニジからの暴力によって倒れてしまった。
ワンピース839話より引用 ボコボコにされてしまったコゼット、その理由とは?
コゼットは「ニジ様の体のことを思って…」などと釈明でもしてしまったんだろうか?
いや、もしそういった言葉がなかったとしても同じ運命だったかもしれない。
とにかく言えることは“サンジの対応にコゼットが喜びを感じたこと”が、少なくともニジには不愉快・不都合だったようだ。
以下の記事でも考察したけど、優しくして親しみを覚えられてしまうのが“よくないこと”だと判断しているのかもしれないね。
◯【ワンピース】「王の条理」とは何か、悪魔的市民とイチジの感覚!
そうなってくると、サンジの対応はコゼットにとってプラスになったのかマイナスになったのかよくわからなくなってくる。
コゼットはこれから先もきっとヴィンスモーク家の料理長として生きていくんだと思うし、だとすればあの時かけられた優しさは、これから彼女の胸を苦しめるんじゃないだろうか?
優しさなど知らないまま、感覚が麻痺していればそれで良かった。
彼女がそう解釈してしまっている可能性もあると思うんだよね。
優しさを知ってしまった彼女は、これからどのように生きていくんだろう?
バトワンとしては、出来ればヴィンスモーク家から開放されて自由になって欲しいとは思うけど…。
彼女がジェルマ意外で生きていく方法を知らないって可能性もあるし、判断が難しいところだよね。
彼女にとっての幸せとは一体何なのかな?
それとも、幸せなんて考えないほうが幸せだったのかな?
このあたりは非常に難解な無限ループで、彼女のことを思うと胸が締め上げられるような気分になってしまう!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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