【ワンピース】サンジ奪還成功・失敗に属さない第三の結末・エンディングについて。

しばらく続いているホールケーキアイランド&ジェルマのエピソード。

サンジ問題はどんどん“詰んでる状態”に近づいてきている感じだし、だからこそ“奪還するならこのルート!”っていうのが絞られてきているともいえる。

これまでは“奪還方法”について触れることが多かったけど、そろそろ“もっと根っこの部分”に想いを巡らせていきたい!

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サンジ奪還成功・失敗に属さない第三の結末・エンディングについて。

今回のWCI・VS編は、サンジを連れ戻すというのが最大のテーマとなっている。

はたしてルフィはサンジを連れ戻せるのか?

それとも、連れ戻せないのか?

しかし、そこに第三の選択肢が生じる可能性があるから、バトワンとしてはこれが最も怖いかもしれない!

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ワンピース844話より引用 ルフィはサンジを待つつもりのようだが…。

多くの場合、今回のケースは以下の2つの未来のどちらかに分類されるだろう。

しかし、本当に未来はこの2種類だけだろうか?

  • サンジ奪還成功
  • サンジ奪還失敗

サンジを奪還するのに成功する未来、サンジを奪還するのに失敗した未来。

これまでの流れを見る限り、たしかに上記2つのどちらかに傾く可能性が高いと思う。

確かにバトワン的には“奪還成功めでたしめでたし”ってなってほしい。

しかし公平に考えれば、現時点では不本意ながら後者の可能性のほうが強いかな。

でも“上記2点以外の可能性”が無いかどうか目を光らせることも大切だと思う!

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第三の結末・エンディングとは?

第三の結末・エンディングがあるとすればどのような展開が考えられるだろうか?

正直いくつかの候補があるんだけど、バトワン的に最も回避したい展開は“サンジが心から望んでジェルマに残る展開”だったりするんだよね。

現時点のサンジからは、とてもじゃないけど“ジェルマに残りたい”と思っているような様子は見受けられない。

それは以下のカットでも明らかだけど、これから何かしらの情報追加があったとしたら、場合によってはこの流れに乗ってもおかしくないんじゃないだろうか?

サンジが帰ることを望まなかったら“奪還する・しない以前の問題”になってしまう!

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ワンピース844話より引用 サンジはジェルマに残るのが苦痛だし、一味から離れたくない…ように見える。

現時点のサンジは出来ることなら“ジェルマになんか残りたくない”と思っているし、ルフィ達と旅を続けたいとも考えているはずだ。

シャーロット・プリンとの結婚は控えているけど、プリンとの結婚はあくまでサンジにとっての“救い”に過ぎず、サンジが「ジェルマに残りたい」と考える根拠にはならない。

では、どのような要素が出てくれば、サンジはこのように判断するだろう?

例えば「無感情の地獄」とかね…。

もしサンジがジェルマに残るとすれば“ある種の使命感”を感じ、その使命を果たすために残る…と考えるのが妥当。

そして、以前の考察でも触れたけど、サンジは“人の心の痛み”を理解出来る人だ。

この感覚がイチジ・ニジ・ヨンジに存在しないことは、以下のカットでレイジュが説明してくれてる。

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ワンピース844話より引用 レイジュいわく、イチジ・ニジ・ヨンジには「可哀想・悲しい」といった感情がない!

「可哀想・悲しい」という感情がないというのがどういう感覚なのかはわからないけど、場合によっては地獄だったりするかもしれないよね。

もしかしたらイチジ・ニジ・ヨンジだって人の痛みを理解出来ない自分の心を恨み、それを誤魔化すように大口を叩いているのかもしれない。

自分たちの心にボッカリと空いた穴を必死に埋めるかのように、暴力を振るい、弱者をあざ笑っている…という可能性だってないわけじゃないと思うんだ。

わからないけど、もしそんな感じだったらイチジ・ニジ・ヨンジだって被害者ってことになるわけだしね。

そしてそんな状況下、彼らの抱える精神的なジレンマを、何かの弾みでサンジが「解消してやりたい」と考えたらどうなるだろうか?

「こんなクソでも兄弟は兄弟、コイツらを“無感情の地獄”から救ってやりてェ!!」

サンジがイチジ・ニジ・ヨンジに何をしてやれるかは不明だけど、もしサンジが兄弟を“救うために”ジェルマに残る…などと言い出したら、ルフィはどうしようもなくなってしまうだろう。

ルフィはエースを失くしているわけだし、場合によっては「わかった」くらいしか言えなくなるかもしれない。

上記は現段階では最も可能性が低いシナリオだとは思うけど、この流れに乗ってしまったらサンジの仲間復帰は絶望的な感じになるよねきっと…。

こんな未来に接続されることは無いと信じたいところだけど、だからこそ尾田栄一郎先生ならやりかねない。

様々な不安を抱えながらも、今は一味の結束を祈るしか出来ないのがもどかしいばかりだ!

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