ドレスローザ編が一段落したということで、ワンピースの世界に関しても少し変動が起こりました。
新世界の大物であるドフラミンゴがルフィによって打倒されたことによって、また多くのキャラクター達の動きが活発になってきそうですね。
ワンピース第五十八巻より引用 マリンフォードでエースを一時救出し暴れまわった!
最も大きかった山場としてあげられるのが上記のカットであるワンピース頂上戦争。
エースを処刑したい海軍と、エースを助け出したい海賊たちの間で大きな戦いが巻き起こりました。
後述しますが、この戦いは主に、自由勢力と支配勢力の戦いであったと思います、
ワンピースの頂上戦争では一度捕まってしまったエースを一時的には救出に成功し、兄弟で暴れまわるという快挙を成し遂げました。
結果的にエースは赤犬にその生命を奪われてしまう結果になりましたが、客観的に見ればルフィのヤバさを世界に知らしめることになった大事件なわけです。
そして、それを超えるであろうと予測している大戦争が最終戦争。
そこで今回は最後の大決戦になるであろう、ワンピース最終戦争についての改訂版を記しておきます。
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最後の大決戦、最終戦争の詳細な戦力分布を徹底解析(改訂版)!
最終戦争の考察に入る前に
まず、バトワンはワンピースの世界には以下の3種類の勢力が存在していると考えています。
属性 | 主要キャラ(組織) | 性質 |
---|---|---|
自由を求める海賊 | ルフィやシャンクス、革命軍など | 支配より自由を求める |
混沌を求める海賊 | 黒ひげやドフラミンゴ、カイドウなど | 混沌・混乱を求める |
天竜人勢力 | 海軍・サイファーポールなど | 支配・秩序を求める |
このような印象でバトワンはワンピースの世界を見ています。
ワンピースの世界は、支配・混沌・自由の三つ巴で出来ていると思うんですよね。
最終戦争の詳細な戦力分布をまとめていく
この支配・混沌・自由の三つ巴を考えた時に、各キャラクターにある程度の属性が与えられていると思うんですよ。
尾田栄一郎先生もこのあたりは意識して作品を作っているんじゃないかな?
自由勢力 | 混沌勢力 | 支配勢力 | 勢力不明 |
---|---|---|---|
麦わらの一味 | 黒ひげ海賊団 | 天竜人 | ジュラキュール・ ミホーク |
赤髪海賊団 | ドフラミンゴ・ファミリー | 世界政府・五老星 | 破戒僧海賊団 |
革命軍 | カイドウの一味 | サイファーポール | エネル |
九蛇海賊団 | ビッグマムの一味 | 海軍 | シーザー・クラウン |
ジンベエ率いる魚人族 | キッド海賊団 | ワポル勢力 | エドワード・ウィーブル |
美しき海賊団 | ホーキンス海賊団 | 藤虎 | |
バルトクラブ | オンエア海賊団 | 青雉 | |
XXXジム格闘連合 | ファイアタンク海賊団 | ||
新巨兵海賊団 | クロコダイル&Mr1 | ||
トンタッタ族トンタ兵団 | |||
ヨンタマリア大船団 | |||
八宝水軍 | |||
ベラミー海賊団 | |||
ボニー海賊団 | |||
白ひげ海賊団残党 |
ざっくりとまとめるとこのような感じになってくると思います。
個々のキャラクターまで踏まえていくと大変なことになるので、このページでは割愛しますが、充分に有りえる展開です。
しかし、ドレスローザ編でドフラミンゴが倒れたことにより、いつどこで誰がどの勢力に寝返ってもおかしくない状況が幕をあけたといえるでしょう。
特に今、月に行っているゴッド・エネルの帰還に関してはかなりの脅威であると考えられます。
おそらく戻ってきたらルフィとの因縁もあるものですから、混沌勢力に加担するのではないか?と考えています。
しかし、一騎当千とはエネルのためにあるような言葉だと思うんですよね。
エネルが1人いるだけで完全に戦争のバランスがぶっ壊れるのは目に見えています。
ヘタしたら三大将より凶悪だったりするでしょうからね。
また、ミホークは政府側の人間でありながら、ゾロの師匠でもあり、赤髪のシャンクスとは因縁を持っています。
彼はその時の「気分」によって動く傾向があるため、これから先の展開次第では敵でも味方でも「面白いほう」に流れる可能性が高いでしょうね。
ゾロの師匠だからゾロと共闘する可能性もあるでしょうし、ゾロの師匠だからこそゾロと戦いたいと望むかもしれません。
このあたりは非常に面白いところです。
また、全てにおけるキーパーソンであるシーザー・クラウンがどこにつくのか?といった点にも着目していきたいところ。
ビッグマムに追われ、カイドウに狙われ、海軍からも重要人物として指定されている。
もしかしたら10人目or11人目の仲間がシーザーになる可能性もゼロではないかもしれませんね。
そうでもしないとシーザーにはもはや行き場がない状態となっているわけですから。
最終戦争が引き起こされる理由
これら3勢力の勢力争いと最終戦争は、頂上戦争を遥かに超える巨大な渦の中で引き起こされると思います。
それこそロジャーの言葉による「世界がひっくり返る」だったり、ネコマムシの旦那の「世界の夜明けを待つ」だったり。
これらのキーワードがひとつに繋がった時、世界の支配構造を覆すような真実が明るみに出るのではないでしょうか。
この真実が世界中に広まってしまっては、今の世界政府…つまり天竜人は、今の世界の支配システムを維持出来なくなってしまうもの。
それがロビンの故郷であるオハラで研究されていた空白の100年であり、ワンピース最後の到達点「ラフテル」であるのではないか?と予想しています。
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戦闘はかなり乱戦になると考えられる
頂上戦争を読みなおしても分かる通り、相当大規模な乱戦になることが予想されます。
これまで登場したキャラクターの総集合した大乱戦ですね。
エネルが電撃を放ちまくり、バルトロメオがバリアを張る。
クロコダイルがデザートスパーダでシャンクスを狙えば、トラファルガー・ローは巨大なROOMで海軍大将黄猿の首を切断する。
首を切断された黄猿は再生し、光のレーザーでビッグマムの喉元を貫通させる…。
また、不死鳥のマルコやエドワード・ウィーブルも登場するかもしれませんし、緑牛も参戦しそうです。
藤虎に関してはルフィの勢力に加勢してくれるかもしれませんし、意外なところではビビあたりが駆けつけて古代兵器の使用を提案する可能性もあります。
そのような凶悪でカオスな展開が考えられるような気がしますね。
青雉も現在は黒ひげ海賊団と行動をともにしているとされていますから、この辺りも非常に興味深いところです。
確実に青雉も最終戦争に大きく関連してくることでしょう。
新しい時代の幕開けとは?
正直ルフィたちがグランドラインを駆け上がってからというもの、海軍は完全にボロボロになっています。
七武海は次々に打倒され、穴だらけになるのと同時に、黒ひげのような曲者が紛れ込んでくる。
エニエスロビーは陥落し、インペルダウンの鉄壁伝説も崩壊。
挙句の果てには白ひげと麦わらの共闘によって、マリンフォードも半壊する。
もはや今の海軍に今の世界を維持する力は残ってないでしょう。
次の世代を狙うのが混沌勢力なのか自由勢力なのか。
現状、世界を支配している世界政府を打倒して、誰が世界の覇権を握るのか?そういった話に発展してくるのではないかと予想しています。
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「彼ら」の作りたい国の姿とは?
エースはその死の再に、ルフィの「夢の果て」が見れないことが心残りだと言いました。
ワンピース59巻より引用 エースはルフィの「夢の果て」が何なのか知っているようだ
◯【ワンピース】自由とは何か?ルフィの夢の果て、権力⇔自由の構造!
この「夢の果て」というのも重大なキーワードのような気がするんですよ。
上記の記事でも考察していますが、ルフィの幼少期は世界からの理不尽に苦しんだ時期でもあると思うんです。
自分が自由になりたいと思うのと同時に、どこかで今の世界構造を変えたいと思っている部分もある。
それがルフィの意思であり、本当の目的ではないか?と思うんですよね。
もし最終戦争で自由勢力が勝利したのであれば、世界の覇権は自由勢力の手の中に転がり込んでくることでしょう。
仮に自由勢力が勝利したとしても、ルフィは特に「世界の王になる」のには興味がないはず。
それはバルトロメオ達が麦わら大船団の結成を志願した時に「窮屈」という理由で断ったことからも明らかです。
おそらくルフィは王になる権利を放棄して海賊を続けるに違いないでしょうね。
「国を作りたいのが夢の果て」という理論と反するような気もしますけど「自由な国を作りたい」というのは必ずしも「王になりたい」ということとはイコールではないわけで、「国は作りたいけど王にはなりたくない」という選択もありますからね。
さらに、ルフィがなりたいのは「海で最も自由な男」であり、「世界を統べる王」ではないはずです。
なので、自由勢力が勝利を収めた際には、父であるモンキー・D・ドラゴンに王の座を渡すというのがもっともナチュラルな流れ。
これであればある程度の辻褄は合ってくると思うんですよね。
ワンピース0巻 SRTRONG WORLDより引用
ルフィと同じようにまた、ゴール・D・ロジャーも「支配に興味が無い」様子を見せています。
0巻なので知らない方もいらっしゃると思いますが、このセリフこそがDの意思の本懐なのかもしれませんね。
対して、混沌勢力が世界の覇権を手にしたらどうなるのでしょうか。
同じようにティーチも「D」の名を持っていますけどね、彼らが目指している世界とはどのようなものなのかも少し気になるところです。
ティーチのような混沌勢力が世界の覇権を手にした場合、天竜人たちが作り上げた世界の統治システムの二の舞い…一番上が入れ替わっただけ…のような世界になってしまいそうな気がしてなりません。
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最終戦争のメインは?
前回の頂上戦争と比較して考えると、少しわかりやすいような気がしてきます。
頂上戦争は自由勢力と支配勢力の争いでした。
しかし、今となっては支配勢力の勢いが落ちてきているのは誰の目から見ても明らか。
次は支配勢力を完全に滅ぼしたあとに誰が生き残るのか?といった自由勢力と混沌勢力の争いになるのではないか?と予想しています。
つまり黒ひげとルフィの対決は免れない、という点についてのひとつの裏付けにもなる…ということになりますね。
そもそも黒ひげはラスボス感が強いキャラクターでしたが、これから先も大暴れするのは確実でしょうし、最終戦争でも大暴走するに違いありません。
きっとヤミヤミ・グラグラの能力を最大以上に開放してしまって世界を滅ぼそうとさえしてしまうのではないでしょうか。
そういった凶悪性を秘めた大海賊・黒ひげに対してルフィがどのように立ち向かうのか。
このあたりは今の時点から既に非常に面白そうだな、と思っています。
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