ワノ国編にまつわる様々なモヤを振り払う最後の希望、黒炭オロチ。
彼の実力や能力、そしてその使いみち次第では、おでんはおろかカイドウや赤鞘九人男に対する評価までをも大きく回復することが可能になるだろう。
彼が憎むべき悪役であることは変わらないけれども、ワノ国編を名作とするためには「オロチが大物である」という要素が必要不可欠になってくるはずだ!
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洗脳&催眠の神通力・ヤマタノオロチのサブ能力&カイドウと横並びであるオロチ!
今回の記事では2つのテーマに沿って思考を走らせていく。
まず1点めが以下のカット、黒炭オロチとカイドウの関係だ。
戦闘面では今のところオロチのほうが弱そうな印象なんだけど、ここ最近のカイドウの振る舞いとオロチの動きを見ていると、そうとも言い切れなくなってきた。
彼は暗愚のように見えるものの先読みが効く男であり、警戒心も非常に高い。
そのうえ(歪んではいるものの)しっかりとした信念も持っている。
そんな彼ならば、それこそカイドウと互角レベルの厄介さを備えているとみても不自然ではないかもしれない…!
ワンピース971話より引用 カイドウと互角レベルの厄介さを備えているとみても不自然ではないかも!
実際のところ、オロチにそれなりの実力がなかった場合、カイドウは彼に協力しないはず。
武力で制圧できるようなら、すでに上記のシーンではカイドウがワノ国を制圧しているんだ。
しかしそれをしてないという事実。
このことを踏まえると、カイドウは「オロチを敵に回すと厄介だな」と考えているに違いない!
下手したら「カイドウはオロチを恐れている」くらいあるとみていきたい!
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絶対に信じないであろう状況でも信じさせる催眠能力!
そんなオロチに関しては、ほぼ確実に持っていそうな能力が浮上してきた。
それが「自分の言葉を疑うことを許さない催眠能力」だ!
1つの体に複数の身体をもつヤマタノオロチ。
もしかしたら1つの頭につき1つのサブ能力を持っていて、そのうちのひとつがこの「洗脳」なんではないだろうか?
ワンピース932話より引用 黒炭オロチは1つの頭につき1つのサブ能力を持ってるかも?!
おでんの行動を見れば誰もが「なぜオロチを信じたんだ!」という疑問を抱くはず。
しかも裏切られてからもなお、生殺与奪の権を与えようとしているんだ。
これはもはや「おでんが人を信じやすい」とか、そういう次元ではないような気がする。
100人いたら100人…いや、100万人いたら100万人が「オロチの言葉なんて信じちゃダメでしょ」と1秒でわかるのにもかかわらず、おでんにはその判断が出来なかった。
つまり所見で2人が出会ったあの時、おでんはオロチに催眠術or洗脳をかけられてしまったんではないだろうか?
ヤマタノオロチが洗脳&催眠…となると少し意外な組み合わせとなるかもしれないけど、光月おでんの不可解な行動に説得力を持たせるためには有力な考え方。
カイドウがオロチを手にかけられない理由もまた、この能力にあるのかも知れないよね!!
こんな小物に見える男が20年の政権掌握を続けられたという確固たる事実。
その背景には、揺るぎない“オロチの実力”が存在しているに違いない…!!
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