難しいことはわからないんだ。
大好きな人がたくさんいて困ってしまうし、だから流されていくしかない。
そんなタコの魚人・はっちゃんは本当にお人好しで困った男で、そしてとても良いやつだ。
今回はそんなはっちゃんの“幸せの定義”について考えてみたい!
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海賊には向いていない…はっちゃんの幸せの定義を考えてみたい。
はっちゃんが最初に登場したのは物語も序盤、アーロンパーク周辺だよね。
で、新世界に入って、彼の所属していたアーロン一味が“フィッシャー・タイガー”という英雄の元から派生した派閥の一角だったことが判明する。
フィッシャー・タイガーの死をきっかけに、それぞれの道を歩んだタイヨウの海賊団の面々。
そんな中でも“志を高く持った者”と“それに追従する者”が存在するのは明らかだ。
ワンピース63巻より引用 名残惜しそうにするハチ
上記カットを見てもわかる通り、ハチは分裂の際にとても名残惜しそうにしている。
言いたいことがあるけど言えない、または言いたいことが整理できない。
そう、はっちゃんはそういうのは苦手なんだ。
だから最も縁故の強いアーロンに付いて行くしか無かったんだと思う。
良し悪しは別として、はっちゃんは運命に翻弄された人物だといえるだろう!
はっちゃんのお人好しっぷり
はっちゃんは後半の海で特にその“お人好しっぷり”を発揮している。
かつて海で遭難していたレイリーを助けたのもはっちゃんだ。
ワンピース52巻より引用 海で遭難していたレイリーを助けたはっちゃん!
当時から人間族と魚人族の間には諍いがあったに違いない。
でもはっちゃんは「人間だけど困ってるし…」的な感じで助けたんじゃないかな?
このカットからは、はっちゃんの“困っているから放っておけない系”のお人好しっぷりがよくわかる!
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縁を大切にする性格
普通にはっちゃんは海賊には向いてないと思うんだけど、以下のカットもそれを裏付けていると思うんだ。
天竜人の前に飛び出したルフィを止めようとしたはっちゃん。
一緒に飛びでたらどうなるかはわかっていたんじゃないかな?
いや、ルフィを助けることに頭がいっぱいで、何も考えてなかったのかもしれない。
ワンピース51巻より引用 ルフィを止めようとするはっちゃん!このあと銃撃されてしまう!
このあとはっちゃんは天竜人に銃撃され、傷を負ってしまうことになった。
この行動は、彼の“お人好し感”を裏付けていると同時に“縁を大切にする性格”を表してるんじゃないかな!
「ニュ!危ない!」くらいの感覚で前に出ちゃったのかもしれないけど、人間に対してこういう行動が取れるのは、魚人族にとしては少し特殊な印象も受ける。
ケイミーとかしらほし周りとかはオトヒメ王妃の兼ね合いもあって友好的だけど、全体としてはこういう魚人は少ないと思うんだよね
つくづく、はっちゃんは自分のことより他人の心配をしちゃう性格をしている感じだ。
バトワン的に、彼は本当に海賊に向いてないと断言できるレベルだと思う!
はっちゃんには幸せになってほしい
なんかこうやってはっちゃんのことを見ていくと、彼は“流れで海賊になっちゃった系”なんじゃないかな?なんて思ってしまう!
自分から海賊になってどうのこうの…って性格じゃないと思うし、アーロンとかとの“縁”を大切にしてるうちに知らず知らずに海賊になっちゃってたんじゃないかな?
「アーロンさんが海賊で頑張るって言ってるし…」的な感じでついていったのかも。
でも、はっちゃんはホント、平和にたこ焼き屋さんとかやってるほうが向いてると思うんだ。
ワンピース24巻より引用 はっちゃんのタコ焼きは天下一品らしい!
上記のカットは扉絵だけど、はっちゃんが楽しそうにタコ焼きを焼いている様子。
共食いとかそういうツッコミはナシにして、みんなに喜んでもらえる“たこ焼き屋さん”は、はっちゃんにとって天職なんじゃないだろうか?
これから先もワンピースの物語は続くけど、はっちゃんにはもう無理に戦わずに幸せに生きてほしい!
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