【ワンピース】狐仮面の小紫、監督兼役者としての役割について!

前回の考察で精一杯文章化したんだけど、それでも伝えきれている自信がないので、今回はこの補足!

とっても迂闊に見える光月日和なんだけど、彼女がトキトキの実の能力を得て「ワノ国の時間」に干渉していたら…みたいな話ね!

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狐仮面の小紫、監督兼役者としての役割について!

与えられた役割を演じさせられているかのようなワノ国の登場人物たち。

特にクイーンなどは「ルフィ都合」で動いてくれている感じで違和感が満載だ。

この雰囲気はこれまでのワンピースではあり得なかったことで“シナリオありき”の雰囲気を感じるんだよね。

その解決策として最も有力なのが「トキトキの実の能力」のような気がするかも!


ワンピース932話より引用 物語の外側から役者件監督として作品に関係している?

第一幕開幕、終幕、第二幕の開幕と、あたかも“物語の外側”から三味線を奏でた小紫。

今ワノ国の物語の全体像を見ると、狐仮面の小紫はまさに「語り部」であり、小紫と日和の“一人二役”をこなしつつも、シナリオを組み立てる「監督」のような役割も担っている気がしてきたかも。

もし彼女がトキトキの実の能力を継承していたとしたら、それが出来るんじゃないかな?

未来へとジャンプするだけではなく、一定の制限の中であれば分岐する未来を予見して選ぶことが出来る?とか?

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時空の川を渡る方法!

ただし、トキトキの実で「自分の望む未来」を無条件に選び取れたら簡単だ。

もしそんなことが出来てしまったら、それこそチート…というか、物語に盛り上がりも何もなくなってしまう。(勝利確定ルートを選べるなら、頑張る必要もない)

しかし日和は現在、打倒オロチ&カイドウを目指して一世一代の芝居をし、表向きには「小紫の死」を演出するほどの勝負を賭けた。

ということはトキトキの実の力だけでは超えられない、大きな未来の分岐がある…ってことだったりしてね?

例えば以下の2つの時間の流れ。

  • 打倒オロチに成功した「未来A」という時間の流れ
  • 打倒オロチに失敗した「未来B」という時間の流れ

現在、何もしなかった場合はどうやっても「未来A」の流れに乗ってしまい、未来Bへと渡ることは不可能に近い。

未来Aの中でも細かい分岐は色々あるが、トキトキの実で予見や干渉が出来るのはこの未来Aの範囲だけである…みたいなね。

未来Aから未来Bへと思いっきり歴史をスイッチするためには、想像を絶する大きな力が必要。

それこそがワノ国の外側からやってきた「麦わら同盟」だと考えてみる。

日和はトキトキの実の力を発揮して「未来Aに合流する今」の中から細かい分岐を選び、その上で「出来るだけ未来Bへとスイッチしやすい今」を探り、選んできた。

その収束点が今。

トキトキの実は万能ではなくとも、些細な分岐ならば選んでゆける。

そう考えると、クイーンがルフィ都合で動いてくれてることとか、日和があの性格でスーパースターとして君臨できた理由も説明がつくような気がするかな?

劇的な運命の変化まではもたらせずとも、小さな選択を積み重ねることで起こるバタフライエフェクト。

些細な時間の分岐を選ぶ。その時の仮面こそが、あの「狐仮面」だったりするのかもしれないね!

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