前回の829話ではユメユメの実仮説だと説明出来ない部分がある気がして「少し修正が必要かな?」と思ってたんだけど、そうでもないことが判明した!
あぁ、なるほど。そういうことだったんだ!
今回は、モスカートの不自然な言動と、奇妙な“条件付きの能力”について触れていこうと思う!
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臆すると寿命を奪われる?ビッグマムの能力に条件付き?
他の考察サイトはほとんど見ないからアレなんだけど、ちまたは“ビッグマムの能力は寿命を奪う能力?”という予想が主流なんじゃないかな?
今回の829話を見る限り、確かにビッグマムの能力でシャーロット・モスカートの寿命が抜き取られているように見える。
でも、この描写には1点、不可解な部分があるんだ。
ワンピース829話より引用 “臆すると”寿命を奪われる…とは?
上記のカットを見てみてどうだろうか?
「臆したら寿命を取られるファ!」と発言している。
ん…?臆したら?
ってことは“臆さなかったら寿命は取られない”ってこと?
さりげなく条件が付け加えられているわけだけど、実はこれは“かなり大事なこと”に思えてならない!
同時に「落ち着け!!」ってアドバイスもしているし、“臆すると”って条件は、能力に確実に影響していると思う。
要するにこの周辺では“ビッグマムに恐怖を感じた時限定で、寿命を奪われてしまう”という事態が起こっているわけだ!
しかし、こんな限定的な能力があるだろうか?
いや、むしろこれはユメユメの実仮説に対して新しい裏付けを与えているような気がしてくる!
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ほどけていく矛盾点!
バトワンが5月30日に発表した考察の中で“ユメユメの実”の主要な能力について少し触れた。
この記事の中に含まれている条件をもう一度抜粋してみよう。
ビッグマムの能力が“ユメユメの実”であるとすれば、上記のような効果があるものと考えられる。
この中で2番に注目して欲しい。
“特定のモノを夢に変え、能力を解除するまでその状況を維持する”
そして、シャーロット・モスカートの不自然さについては以下の記事で触れてある。
◯ 【ワンピース】違和感だらけのシャーロット・モスカート、不自然な挙動の辻褄はどう収束する?
これらの矛盾点をスッキリと解消する方法があることに気づいたんだ。
それは…。
寿命を奪っているのではなく、夢として実在できる“時間”を回収しているだけ?
今回のシャーロット・モスカートの描写を見る限り“生身の人間が寿命を奪われている”ように見える。
でも、ユメユメの実仮説に当てはめると全然違う形になってくるわけだよね!
ビッグマムは“寿命を奪った”のではなく、対象に対して“夢として活動できる時間”を与える能力を持っている。
そして彼らはその活動時間を“寿命”と呼ぶんだ。
しかし、ユメユメの実だけあって、恐怖や怒りのような“負の感情”に弱く、脆い。
そういった負の感情に囚われることで、その存在が不安定になり、夢としての実在を維持できなくなる…というのはどうだろうか?
ワンピース829話より引用 “産んだ”ではなく“生んだ”となっている!
そして、上記のカットでは“産んだ”ではなく“生んだ”となっている。
シャーロット・モスカートは、ビッグマムが“生んだ”わけであり、“産んだ”わけじゃない。
これらはこれまで提示してきた仮説を強力に裏付けており、スッキリと辻褄が合ってとても面白いところだ!
寿命を奪っているというのはミスリード。
ビッグマムが“実在する夢を生み出すシーン”よりも先に、“実在する夢を終わらせるシーン”を先に見せられたから、寿命を奪われたと錯覚しただけなんじゃないだろうか!
そう考えれば、上記画像の「臆したら 寿命を奪われる」という奇妙なフレーズも、スッと理解できるところに落ち着いてくるはずだ!
ユメユメの実仮説に照らし合わせると、ビッグマムは単純に“夢として実在する時間”を回収しているだけのような気がするぞ!
奪ってるんじゃなくて、そもそも“本来の形”に戻しているということ。
そう考えてみると、万国(トットランド)が“楽園という名の牢獄”であるという説が、ほぼ完全な形で息を吹き返すのは明白となってくる!
いや、息を吹き返すどころか、最初からほぼ無傷ってことになってくるね!
さて、面白くなってきたぞ。
ビッグマムの能力もさることながら“条件付き”という部分からは、絶対に目をそらしてはならない!
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