【ワンピース】苛烈なる英雄サカズキの足跡・政権下で成し遂げたこと!

正直、彼を「英雄」と呼ぶことにはとんでもない抵抗がある。

だってあのエースの仇(かたき)だからね?バトワンはエースめっちゃ好きだから、正直サカズキは“感情的には敵”だ!

しかしながら、視点を変えて彼のやってきたことを考えれば、彼はおそらく紛れもなく英雄で、その功績のおかげで「ホッと胸を撫(な)で下ろして眠れる市民」がいるであろうこともまた確か。

ここはあえてサカズキの立場に立って、彼の足跡について言及してみたいと思うよ!!(エース側に感情が寄っているので、逆の立場に上手く寄り添えるかどうかはやってみないとわからない!)

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苛烈なる英雄サカズキの足跡・政権下で成し遂げたこと!

サカズキの功績を語るのにあたって、以下のカットは外せないことだろう。

世界に凶悪な海賊たちが蔓延(はびこ)る大海賊時代をもたらした、ゴール・D・ロジャー。

そんな海賊王の息子、エースの命を奪った事実は、間接的に多くの市民に「歓喜と安堵」を与えたに違いない!

市民たちが直接的にエースに何か悪いことをされたわけじゃなくても、きっとそうだと思う。


ワンピース58巻より引用 エースの命を奪うことは、間接的に多くの市民に「歓喜と安堵」を与えたに違いない!

ゴール・D・エースがどういう海賊だったのかは、まだ断片的にしかわからない。

黒ひげみたいな凶悪な海賊ではなかったことは間違いないと思うけど、彼の血はゴール・D・ロジャーの血を引いており、その血を間接的に憎む人々もいるはずだ。

海賊行為の被害を受けた人々が“この時代をもたらした者”を諸悪の根源として恨むことはとても自然な思考パターン。

仮にエースにその責任がないとしても、その子が死ぬことによって「この恐ろしい時代が終わるかもしれない!」と期待した市民も少くなかったことだろう!

逆をいうと、サカズキが振り抜いた上記の拳は、そういった市民たちの思いを背負ったものであるともいえると思う。

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サカズキの足跡その2・その3!

はぁ、サカズキ側に寄り添うの苦し…。

しかしともあれ、こういう思考訓練をしておかないと、イザという時に上手く感情移入できないと思うから、時にはこういう考察も頑張らないとね!

ということで後半は、サカズキの足跡その2・その3について!

サカズキは青キジ・クザンとの「天候を変えるほどの大喧嘩」の末に、決闘に勝利したことが知られているね!


ワンピース67巻より引用 サカズキはクザンと決闘し見事勝利した!

この時のエピソードは読者としては空白地帯に近い感じになっていて、今でもよくわからない。

しかしながら、この大ニュースは当然モルガンズの世界経済新聞によって、世界中に知れ渡ったことだろう!

海賊王の息子エースに引導を渡した実績を持つ頼れる英雄が、世界政府を率いることになった。

か弱き市民たちの瞳に映るサカズキの様子は、読者が彼を見る「苛烈すぎる」という印象とは全く違うものかもしれない…!

安全圏で物語を読んでいるワンピース読者とはうってかわって、あの世界の住人達は海賊に「実際の被害をこうむっている」人たちも少くないはずなんだ。(遊びで家を焼かれたり、笑いながら家族や恋人を殺されたりね…。)

そういう人々は、サカズキの“苛烈過ぎる正義”をきっと「それくらいやってくれ、頼む!」といった感じで応援しているんじゃないかな…?

で、ラストは以下のカットに触れてフィニッシュ!


ワンピース823話より引用 ルフィたちがゾウを出るときにキャッチした、バルディゴ壊滅の報告!

これは直接サカズキの手柄ではないけれども、彼の政権下で起こったひとつのビッグイベント。

CP&海軍が共に駆けつけたので手柄はどっちのものになったか上記カットからはわからないけど、こういう場合で大切なのはセンセーショナルな結果のみ。

人々の目に映る事実は「海軍がサカズキ政権になってから良いことづくめだ!現在の海軍はめっちゃ頼れる!」のみだと思う。

仮に海軍・CPの誰が活躍しても・しなくても「サカズキ政権の間に、バルディゴ陥落という事件が起こった」という事実のみが重要で、これがサカズキの英雄像に箔(はく)をつけるというものだろう!

サカズキはこれからの世界会議でも強い影響力を持ってくるだろうから、注目して観察していかないとね!

今回はあんま好きじゃないサカズキ側の立場に立って考察してきたけど、この経験がいつか何かの役に立ちますように!!

そしてこれからの新展開、自分の考察レベルを一歩でも前に推し進められるように、コツコツと頑張っていきたい!!

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