ついに動き出す兆しを見せた革命軍。
地面の下でマグマがグツグツと煮えたぎり噴火のタイミングを待つかのように、世界中を巻き込む大きな戦いの火蓋が切られようとしている感じだ!
頂上戦争も大戦争だったけど、ああいう局所的な戦いとは異なる意味を持つ戦い(どちらかというと世界大戦のような?)が、スタートしそうな気がしてならない!
ということで以下、今回は革命軍の活動の縮図などについて触れていけたらと思うよ!
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革命軍の活動の縮図について&賞金首の身柄を渡すデリケートな表現のこと!
どこから切り崩していくのも面白いと思うんだけど、タイムリーな情報ってことで今回はベロ・ベティお姉さまから!
これに関しては以下のカットに色々凝縮されているような気がするかな!
「立ち上がる弱者を““私達は””絶対に見捨てない!」という表現は、間接的に「見捨てる人がいること」を示唆しているといえると思う!
ワンピース904話より引用 この表現は間接的に「見捨てる人がいること」を示唆している!
この一言には天竜人や世界政府への当てつけという意味もあったと思うし、一般市民を味方につけるための振る舞い…っていう解釈もできるかもしれない。
しかし、このセリフは今回の「桃ひげ討伐」に限って用いられたものじゃないと思うんだ。
きっと今軍隊長達は今回に限りではなく、これまでの戦いの中でも一貫して“弱者の立場”に立ってきたんじゃないかな!
こういう地道な戦いを日々繰り返していく中で「人々の信頼を勝ち得るように振る舞うこと」は、革命軍的にスローガンというか、重要な方針のひとつのような気がするかも!
あと以下の場面もこれと関連し、しっかり記憶を呼び起こしておきたい!
ワンピース60巻より引用 貴族に生まれて恥ずかしいとまで言うサボ。このシーンは胸が痛かった!
当時のサボは貴族の息子だったわけだけど、だからこそドラゴンにとって言葉の重みが凄かったはず。
それまでも貴族社会がおかしいことになっていると感じていたものの、ドラゴンはこの涙を見て、本当の意味での崩壊・根腐れを感じたはずだ。
多くの社会的弱者を救うための革命軍の戦い。
革命軍のやろうとしていることはこれまでもある程度見えていたけど、どんどん具体化してきている感じが面白いね!
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賞金首の「身柄を渡す」というデリケートな表現について!
ただ今回の904話では、ややデリケートな表現もあったと思う!
例えば以下のカットとかは、冷静に見るとわりと意味深かもしれない!
純粋に「革命軍ってすごい格好良いなぁ!」だけで解釈をストップしても良い(市民の視点に立つという意味で)と思うんだけど、バトル漫画考察マンとしてはその裏側も探ってみたいかも?
ワンピース904話より引用 賞金首の実柄を村人に渡し、革命軍への連絡先もプレゼントするベロベティ!
上記の場面はある意味で、ちょっとした“危うさ”を感じる場面かもしれない。
例えばバトワンは以下のカットに結びつけてしまったんだけど…どうだろうか?
これ、表裏一体の側面を持つ危険なやり方だよね?
確かに人々の信頼を勝ち取るには、こういう方法は極めて効果的だと思うけど、ワンピース読者としては以下のようなシーンも目にしているから…。
ここまではヒドくならないにせよ、桃ひげがスンナリ海軍に引き渡される前に“もう一回市民にボコボコにされる”とかっていうのも起こりかねないんじゃないかなぁ…?
ワンピース76巻より引用 復習の火が灯ると激しい行動に出るケースも…!
当然、上記のカットは天竜人に対して蓄積していた怒りが一気に爆発した場面なわけで、市民たちの怒りはある意味ごもっとも。
なんだけど、やはり何度見てもこのシーンはとても暴力的に感じるんだよね…。
桃ひげに関しては“自業自得”の場面があると思うし、ベロベティは市民たちが「報復するにしてもビンタ1発・2発だろう」みたいに予想しているのかもしれないけど、少し色々考えさせられる場面だ。
5千万ベリーは損壊した村の修復や、怪我の手当てに使われると考えるのが妥当だけど、村人同士で奪い合うようなケースが起こらないとも限らない。
恋人を殺された男と、家を燃やされた男、そして愛犬を殺された男では、誰の痛みが最も重いんだろう?(もし自分がその立場だったならどう主張する?)
今回のエピソードそのもにはここまで複雑な要素は絡められていないと思うけど、これらのテーマは思考実験的な感じで「一考に値する!」と感じるかな!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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