もうね、最近「ジェントル&ラブラバも一緒に文化祭エンジョイしたらいいのに…」なんて思ってるんだ。
彼らについては既に放っている魅力のスケールがとんでもなくケタ外れだよね?
ヴィランであることには間違いなんだけど、絶対にすれ違ってる。いいやつなはずなんだ本当は2人は…!
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ヴィラン版「だってアタシのヒーロー」ジェントル・クリミナルについて!
今回の「文化祭への侵入」に対して、ジェントルは只ならぬ覚悟を持って挑んでいる。
紅茶にゴールドティップスインペリアルを選んだのもそうだし、以下の2人のやりとりを見てもそう。
日頃やってることを抜きにして、この場面だけを切り取って見たら、ジェントルは完全に「ラブラバのヒーロー」じゃないか!
僕のヒーローアカデミア174話より引用 この場面だけを切り取って見たらジェントルはラブラバのヒーロー!
ヴィランなのにヒーロー…なんて表現するとややこしくなってしまうかもしれないけど、ここはあえてこの表現を採用したい。
ジェントルはジェントルなりに色々考えた結果なんだよね多分。そしてそれをラブラバもわかってる。
この時の2人のやり取りは特にアツかったから、別の記事でも考察しているのでよかったら!
◯【僕のヒーローアカデミア】ジェントル&ラブラバの関係・思いについて感じること!
あと上記はアニメ版のEDテーマ曲「だってアタシのヒーロー」なんだけど、これも絡められてるような気がしてたり。
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ジェントルが抱える焦りとについて!
ジェントルは基本的には“義賊”だし、今回までの彼の素行を実ている限り、彼が雄英に侵入したからと言ってそこまで「悪いこと」をするとは思えない。(後述します)
でも、彼はなんだか焦っているように見えるんだよね…。どうしてだろう?
実はこれについて、バトワンの中では“ひとつの予想”が立っているんだ。
おそらくながら、ジェントルを駆り立てている理由のひとつは以下のカットに繋がる部分だと思う。
僕のヒーローアカデミア171話より引用 ヴィランの「在り方」が変わってきている?
このひとコマを見る限り、ヴィランの「在り方」が、時代と共に変わってきているみたいだ。
おそらくこれを読み得には時間をさらに遡り、頂上黎明期の「ヒーローとかヴィランとかの“定義”があやふやだった頃」にまで思考を遡らせないといけない部分。
ジェントルの言動を見る限り、彼は昔から“個性を使って社会を正しい方向へ導く者”として活動したかったんじゃないかな?
しかし時代の変化に伴って、彼の「正義の表現方法」はヴィランへと分類されるようになってしまった。
さらにそのうえ、時代は加速し「ヴィランはよりヴィランらしく、ヒーローはよりヒーローらしく」二極化してきているように思える。
もしバトワンがジェントルの立場だったら「このままでは、私は本当に只の社会悪になってしまう」みたいに考えてしまうかもしれない。
でも、彼は同時に「ラブラバのヒーロー」であることも自覚してるんだ。
この矛盾はジェントルを大いに苦しめているんじゃないかな?
彼の気持ちに最大限寄り添って考えてみると、例えば以下のような心理が働いているとは考えられないだろうか?
彼はまず「このまま何も成し遂げられないまま、ヴィランとして社会に葬り去られてしまうこと」を怖れている。
そして、それを通して「ラブラバのヒーローでいられなくなること」に怯えている。
でも、そうなる前に“偉業”を成し遂げて歴史に名を刻む者になることが出来れば、彼は仮に社会からヴィランとして追い込まれても、ラブラバのヒーローであり続けることが出来るんだ。
ジェントルは自分の出来る範囲(ダメな部分)をある程度理解しているから、これから警察&ヒーローの警備が厳しくなればなるほど、彼の願いは叶いにくくなってしまうことも解ってると思うんだよね。
よって、焦っている。
根は悪いやつじゃないから出来ればなんかこの“すれ違い”が解消されることを願いたいんだけど…難しいだろうなぁ…。
本当ならジェントルは「方針転換してヒーローを目指す」とかすべきなんだろうけど、その道は能力的にも前科的にも、固く閉ざされていると思うし…。
ジェントルは明るいヴィラン…って感じのキャラなんだけど、なんだかその背景の葛藤には、とてつもないモノが眠っているような気がしてならない…!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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