今回、猛烈にスポットライトが当たっているNo1ヒーロー・エンデヴァー。
雄英体育祭編くらいまではクソ親父だった彼だけど、オールマイトの引退と共に急激な精神的成長を見せた!(この年齢で考えを改められるのは凄いことだと思う)
これまで出来なかったこと、しなければなかったことに、ひとつひとつ丁寧に向き合い始めたエンデヴァー。
今回は轟一家の家族問題について思いを巡らせてみたい。
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焦凍の家族問題、縮まり始めた距離&無情なる現実についてのこと!
ハイエンドの戦いで敗戦ムード&死亡フラグが立ってしまったエンデヴァー。
ちょっともう無理しないでくれ…って感じるほどだけど(万が一、命を落としてしまったら父としての責任も果たせなくなる…)彼はこの後、どのような結論を出すのだろうか。
◯【僕のヒーローアカデミア】エンデヴァーの敗戦・死亡フラグ&隻眼のヒーローとして復活するルートについて![ヒロアカ]
ここでエンデヴァーがハイエンドとの戦いに挑む直前の行動を見てみよう。
妻、轟冷(とどろき れい)の元に届けられた一輪の花。
彼はどのような気持ちでこの花を送ったのだろうか…。
僕のヒーローアカデミア188話より引用 妻、轟冷(とどろき れい)の元に届けられた一輪の花!
焦凍とのやり取りでは相当に嫌われてる感じだったし、描写の中でもエンデヴァーの悪いところばかりが切り取られていたかのように今では思う。
しかし、この一輪の花を確認するだけでも、彼が「不器用で昔気質ではあるものの、本心は悪いやつじゃない家族想いの親父」って感じに見えてきたかも。
妻・冷の好きな花をちゃんと覚えてたんだよね、あのエンデヴァーが。
日頃から気配りが利くような人なら、この行動もまぁ“普通のお見舞い”なのかもしれないけど、エンデヴァーは気配りとかそういうのとは無縁のように見える感じ。
つまり、この花一輪を届けるだけでもそこには大きな価値があって。
こんな無骨な男がちゃんと妻の好きな花を覚えており、さらにそれを届けに来てくれたという事実。
このことは家族に対する(なかなか表面化されないものの)確かな愛情を物語っているし、エンデヴァーなりに“勇気を出して花を持ってきた”ことが示された大きな出来事。
もしかしたら花屋で店員さんに質問したのかも。
「ええと、◯◯っていう花を探しているんだが…?」
いや、花に詳しいとは到底思えないエンデヴァーだから、下手したら上記のように花の名前すらわからないまま探し回ってた可能性だってある。
ちょっと脚色するならば、降りしきる雨の中…花屋を5〜6件回って「あった、この花だ!この花を譲ってくれ!」なんて感じで探してたりしてさ。
こういうことが出来る男なんじゃないかなー、エンデヴァー…轟炎司という男は!
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思いは妻に伝わり始めた!さて、これからどうなる…?
「おれを見いていてくれ」
言葉ではなく行動で、その誠意を示そうとしたエンデヴァー。
この辺りは“彼らしさ”がしっかりと出ていて、とても格好良かったと思う。
本人的にはもしかしたら「人格的な信頼を残っていること」を意識した上で、それを取り戻すには行動しかない!って考えたのかもね?
いや、ストレートに言葉で思いを伝えられないのは、心の熱も内側へと…篭(こも)ってしまうからだろうか…!
しかし以下のカットのフキダシ内は妻・冷のひとこと。…ちゃんとその熱は伝わり始めている!
僕のヒーローアカデミア188話より引用 思いは妻に伝わり始めた!
No1ヒーローとしての今回の対ハイエンド戦は今のところ劣勢。
これから頑張ろうとしていた矢先、出鼻を挫く残酷な一撃は、見ていて胸が引き裂かれるような気持ちになった。
さて、これからエンデヴァーはどうなってしまうんだろう…。
No1ヒーローとしてもう一度立ち上がり、逆転勝利を納めるのが最も理想だけど、それは同時に危険も孕む。
もし立ち上がりハイエンドにトドメを刺されてしまったり、自爆攻撃をしてしまったら、No1ヒーローとしては人々に認められようとも、父親としては…。
では、このまま倒れっぱなしでいるべきなのか?と問われると、それもまた返す言葉に詰まってしまうところだ。
エンデヴァーの不器用で愚直な性格が、裏目に出なければ良いんだけど…。
僕のヒーローアカデミア188話より引用 エンデヴァーは家族とどうありたかったんだろうか?
上記はハイエンドの戦いの中で見せた回想の一幕。
彼は「自分に熱が篭ってしまう」がゆえに、家族とどうありたかったんだろうか?
No1ヒーローを目指すがゆえに、熱を持ちすぎた心と体。
今までは「我が子に半冷半燃の個性を与え、No1ヒーローに相応しい存在にするため」に妻・冷と結婚したとは思ってたけど、もうその印象は完全に消え失せた。
(もちろんそれも要因のひとつにあるかもしれないけど、エンデヴァーは本当に妻を愛していたと思う)
焦凍に対する過去の対応も、情熱がおかしな方向へ進みすぎたゆえの過ちであり、本心では「悪いことをした」と思っている部分があるかもしれない。
No1ヒーローとして、父として。
見え方が少しづつ変わってきたエンデヴァーの後ろ姿を、今後は「ひとりの男」として再度見つめ直し、再評価すべきタイミングが訪れているような気がする!!
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