【土地考察】ココアウィードと病気とチップ、くれはの現れた雪の町!

ルフィたちが航海した数少ない雪の島。

今回はその中から、Drくれはの活躍したココアウィードについて触れてみたい!

この町はそこまで深く掘り下げるような要素が少ないんだけど、ハッピーなエピソードが描かれた印象的な場所だ!

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ココアウィードと病気とチップ、くれはの現れた雪の町!

ココアウィードの町並みは以下のような感じ。

ビッグホーンと同様に深々と降り積もる雪が印象的な美しい場所だ。

グランドラインの気候は特に極端なわけだけど、この冬島は、逆にある程度“安定している”ともいえるのかもしれない!


ワンピース15巻より引用 ココアウィードの町並みはこんな感じの表現だった!

確かにずーっと寒い場所だったら、なんとなくめっちゃ風邪とかひきそうな印象も受ける。

しかし、逆に“安定して寒い”という状況なら、対策が立てられるのもまた事実だ。

寒暖の差が極端なほうが、むしろ不安定で対策しにくい…って感じかもね!

ココアウィードの人々もそういった前提を踏まえて見てみると、寒いながらも逞しく、環境に順応しようとしているように見えてくるような気がするかもしれない!

ワポルのような悪政をする人物さえ現れなければ、ある意味“美しくて良い国”だったりするのかもね!

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Drくれはのシブさが光る!

ココアウィードのエピソードとして最も印象が強いのは以下のカット。

くれはが子供の治療をしてあげた時のキメ台詞的なアレだね!

「今の病気(ハッピー)、忘れちゃいけないよ!」と彼女は言った。

病気のことを、ハッピーだと呼んだんだ。この発想は素晴らしい解釈が出来ると思う!


ワンピース15巻より引用 Drくれはのシブさが光る!めっちゃ格好いい!

この言葉の意味に関しては、しばらく理解できなかった読者も多かったかもしれない。

バトワンもぶっちゃけスンナリとは理解できなかったし「くれはって変わり者の医者なんだな…!」くらいでスルーしそうになった。

でも、このことにもちゃんとした意味があったわけだね!

“病気になる”ということを根源まで突き詰めていくと、その裏側に“健康”の二文字が浮かび上がってくるんだ。

そして、多くの人は健康な状態がニュートラルであり、病気になること自体がレアケース。

つまり、誰もが“健康であること=当たり前”と解釈してしまうわけだね!

逆をいうと、病気があることによって健康のありがたさを感じる事が出来る。

彼女の言う“ハッピー”には、そういった意味が込められているんじゃないかな!

作中を通して見てみれば、ココアウィードなんてちっぽけな町のひとつに過ぎないというもの。

しかしそれでもそういう場所に、印象的なエピソードを紐付けてくるあたり、尾田先生らしい作風…って印象を受けるかもしれない!!

全ての人に意味があるように、全ての町にも意味がある。

これはそんなことを感じ取れることが出来る、心温まるエピソードなんじゃないかな!!

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