暗黒武術会編も面白かったんだけど、以降の仙水編もとても面白かったよね!
仙水と戦う魔界の扉編のエピソードに関しては、今読み返してもワクワクしながら読めるほどの出来になっていると思うぞ!
その中でもラスボスの仙水は、かなりのインパクトを残した名キャラクターだと思う!
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仙水忍の強さと技考察、魔界の扉編とテリトリー(領域)について
幽遊白書の魔界の扉編の面白さは、なんといっても“テリトリー(領域)”と呼ばれる概念の出現だと思う。
これまでは霊丸とか霊光弾で戦ってきたわけだけど、このあたりから念能力に近い感じの“能力者”が登場してくる。
きっとこれが進化して、今のハンターハンターに繋がったんじゃないかな?
幽遊白書キャラクターブック霊界紳士録より引用 仙水忍の外見表現はこんな感じだった!
上記カットはそんな魔界の扉編のラスボス、仙水。
仙水は元々幽助と同じ霊界探偵だったんだけど、事情があって闇堕ちしてしまう。
自身が精神崩壊を起こしてしまうのを防ぐために、自分の中にいくつもの人格を分裂させて保有し、後天的多重人格者になってしまっていたのが印象的だった。
また“聖光気”をまとうことによって、圧倒的なパワーアップを遂げることが出来る。
一度は幽助を倒しきるところまで追い詰めたうえ、桑原・飛影・蔵馬の3人をも完膚なきまでに叩き潰した。
仙水の纏った聖光気によるパワーアップと圧倒的戦闘力増加は、多くの読者を戦慄させたことは間違いないといえそうだ!
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仙水の能力をざっくりまとめ
なにはともあれ、仙水の戦闘能力をざっくりまとめていこうと思う。
まず、仙水の技の充実ぶりが凄いところに着目してみたい。
ざっくりまとめたとしてもこれだけの技を使用しており、仙水の技のバリエーションの豊富さが見て取れるよね!
さらにラストの“気鋼闘衣”に関しては、防御重視と攻撃重視の二種類に使い分けることが出来る上、特に防御重視状態では鉄壁の守備力を誇っている。
また、攻撃重視の状態では戦いの余波だけで周囲の山を粉砕する程のパワーを持っていた。
外見としては“ダサい”と指摘する読者もいたみたいだけど、気鋼闘衣が作中屈指の技であったことは確定と言ってもいいだろう!
ハンターハンターに及ぼしたであろう影響!
仙水忍という個人というよりも、魔界の扉編全体がハンターハンターに影響を及ぼしたんじゃないかと思ってるんだよね。
“テリトリー(領域)内でしか能力を使えない”といった制限はあるものの、相手の影を踏む事でその者の動きを封じる能力者が出てきたり、領域内では一切の暴力が禁止されたりと、今の念能力に通じてきそうな部分が多く存在している。
で、これらの能力を系統だてたり練り込んだりすることで、ハンターハンターの“念能力”という概念に発展してきたんじゃないかな。
そう考えると、幽遊白書の仙水編が無かったらハンターハンターの世界観の中核を形成する“念能力”という概念がそもそも存在しなかったってことになると思う。
ちょっと飛躍してしまうかもしれないけど、ある意味では“魔界の扉編”は、ハンターハンター内における“念能力”の生みの親と呼べるのかもしれないね!
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